Guitar RIg 6レビュー【使い方とプリセットを紹介】
こういった疑問に答えます。
この記事を書いているぼくは、DTM歴12年で、楽曲制作の際もギターは打ち込みで入れつつ、音作りではGuitar Rigを使っています。
そんなぼくが、今回はGuitar Rig 6のプリセットサウンドや使い方、メリット・デメリットについてレビューします。
Guitar RIg 6レビュー
Guitar Rig 6はマルチエフェクターとアンプシミュレーターがセットになったプラグインです。
ギターだけではなく、ベース、ストリングス、ドラム、シンセなどの様々な音源のサウンドデザインができるエフェクターでもあります。
使い方は、基本的にはプリセットを選ぶだけなので、割と直感的な操作で使うことができます。
もちろん、自分でイチから好みの音を作ることも可能です。
Guitar Rig 6のプリセットを紹介
あれこれ説明するより、実際の音を聴いた方がわかりやすいと思うので、プリセットをいくつか紹介しますね。
まずはGuitar Rigを通してない「素の音」がこちら。
音源は、Studio Oneの純正マルチ音源「Presence XT」のレスポールの音色です。
MIDIデータはこうなっています。
次は、Guitar Rigを通した音。ロックやポップスに合いそうな「歪み系」のプリセットを選んでみました。
音源は、ドラム、ベース、シンセバッキングのオケに合わせたものになっています。
プリセット1: Compressed Rock’n Roll
プリセット2:HIGain Breather
プリセット3:Riff Rocker
このように、打ち込みのギターでもかなりリアルな音色になるのがわかると思います。
Guitar Rig 6の使い方を3つの手順で解説
続いて、Guitar Rig 6の使い方について見ていきましょう。
※DAWはStudio Oneを使用しています。
事前準備として、
・Guitar Rig6をダウンロード&インストール
上記の内容は済ませておきます。
手順1:ギターのトラックにGuitar Rig 6を立ち上げる
Studio Oneの場合は、エフェクト欄からGuitar Rig 6を選択。そのままトラックにドラッグ&ドロップでインサートできます。
手順2:カテゴリーからエフェクトを絞り込む
選ぶ項目は「Input Sources」「FX Types」「Characters」「Amplifiers」「Genres」「Artists」の6つ。
それぞれの項目ごとに、色々なエフェクトタイプを絞り込むことができます。
例えば、「Input Sources」なら、GuitarをはじめBass、Drums、Keysなど。
「Amplifiers」なら、アンプの種類といった感じです。
手順3:プリセットを選ぶ
あとは、下の方にプリセットが出てくるので好みのものを選びます。ダブルクリックで選択して、音を確認してみましょう。
楽曲に合わせて右側のラックのツマミで音質の微調整も可能です。
Guitar Rig 6のメリット・デメリット
最後に、メリット・デメリットについて。
■メリット
・目的の音色を探しやすい
・Kompleteのバンドルで買うとお得
メリット1. プリセットを選ぶだけでかっこいい音が作れる
これは、最初にご紹介した通りですね。
難しい設定とかは無しで、プリセットを選ぶだけでかっこいい音が作れます。
メリット2. 目的の音色を探しやすい
カテゴリー毎にキーワードを指定すれば目的の音色にすぐにたどり着けます。
この辺りは、あまりギターやエフェクターの知識がなくても、とりあえず選ぶだけでいい感じの音が見つかるといった印象です。
同じNative Instruments社の「Komplete Kontrol」というプラグインに似ています。
メリット3. Kompleteのバンドルで買うとお得
「Komplete」というバンドルを買うと音源やエフェクトがいろいろ付いてきますが、このバンドルの中にGuitar Rig 6が含まれています。
ちなみに、Kompleteに収録されている音源やエフェクトを全て個別で買うと930,500円です。
それがKompleteのバンドルで買えば72,400円。
なので、感覚としては「Kompleteを買ったらGuitar Rig 6が無料で付いてきた」みたいなイメージでしょうか。
7万円は高いといえば高いんですが、相当なお得感はありますよね。
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■デメリット
・値段が高い
デメリット1. プリセットに頼りすぎるとマンネリ化する
似たようなジャンルの曲を作っていると、毎回同じ音色のプリセットを選びがちになります。
なので、楽曲に合った音作りをするとなると、多少はギターやエフェクターの知識があったほうがいいかもしれません。
デメリット2. 値段が高い
Guitar Rig 6は単体で買うと26,800円です。先程の繰り返しにはなりますが、Kompleteのバンドルにも収録されていて、こちらは72,400円です。
とはいえ、Kompleteを買うとGuitar Rig 6以外にもオールジャンルに対応できる音源やエフェクトがついてくるので、検討する価値は十分あると思います。
ぼくはKompleteを使っていますが、Guitar Rig 6はもちろん、他のシンセ系の音源もよく使うので、結果的にKompleteを買ってよかったと思っています。
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なんとGuitar Rig 6は無料で試せます。
Guitar Rig 6には、無料版の「Guitar Rig 6 PLAYER」というバージョンがあります。
これに関しては、機能が一部制限されていますが、公式サイトから無料でダウンロード可能です。
なので、まずは無料版のGuitar Rig 6 PLAYERから試してみて、良さそうだったらフルバージョンを購入するという流れがいいと思います。
まとめ
今回は、Guitar Rig 6をレビューしました。
Guitar Rig 6はプリセットを選ぶだけで、かっこいいギターサウンドが簡単に作れます。
もちろん、好みに合わせて細かい音作りもできますよ。
購入の際はKompleteのバンドルがお得です。是非お試しください!
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