90年代風J-POPとテクノアレンジが得意なシンガーソングライター・DTM専門家 Yuukiのブログ

【Studio One】ギターをリアルに打ち込むコツ

 
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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、Yuukiです。

 

DTMで曲を作ってるけど、ギターの音も入れてみたい。
ギターは弾けないけど、打ち込みでリアルなギターを表現するコツはあるのかな?

こういった疑問に答えます。

 

打ち込みの中でも難易度が高いのが「ギター」ではないでしょうか。

 

ベタ打ちするだけだと、どこか機械的でギターらしさが上手く表現できないですよね。

 

昔の僕も、打ち込みでリアルなギターを表現するためにいろいろ試行錯誤していましたが、なかなか上手くいきませんでした。

 

ですが、現在の僕はDTM歴10年で、ギターの打ち込みに関しても、そこそこリアルに表現できるまでスキルを高めることができました。

 

そこで今回は、ギターをリアルに打ち込むコツについて解説していきます。

 

※DAWはStudio Oneで解説してますが、他のDAWでもオッケーです。

 

ギターをリアルに打ち込むコツ

1.音作り

2.発音タイミングをズラす

3.ベロシティを調整する

4.ミュートを使う

5.スライドを使う

上記の通りで、ギターの打ち込みではどれも重要です。

 

1つずつ見ていきましょう。

 

1.音作り

まずは、ギターの音色です。

リアルなギターを打ち込むには、そこそこリアルな音色は必須かなと思います。

今回ご紹介するのは、Studio Oneの純正音源「Presence」です。その中のギター音色のプリセットを使います。

 

僕の中で、純正音源は音質的に微妙っていうイメージがあったんですが、Presenceのギターの音色に関してはけっこうリアルな音だなと思いました。

 

音色の種類に関しても、レスポールやストラト、テレキャスなどがあり、様々な奏法も再現できます。

ただ、プリセットのままだと、まったく音作りされていない素の音色なので、アンプシミュレーターで音作りしていきます。

 

これに関しても、Studio One純正アンプシミュレーター「Ampire」を使います。

アンシミュの中にもいろいろなプリセットがあるので、好みの音色を選びましょう。

 

もちろん、自分で1から音作りすることもできます。

 

2.発音タイミングをズラす

実際に音を打ち込んでみますが、ポイントは「発音タイミングをズラす」ということです。

 

そのままベタ打ちすると、ジャストタイミングで打ち込むことになるのでどこか機械的な印象になります。

 

生音系の打ち込み全般に言えることですが、これだとリアル感が薄れてしまいます。

 

そこで、打ち込みのコツとしては、入力のタイミングを若干ズラします。

やり方としては、

  • リアルタイム入力
  • ヒューマナイズ

上記の2つのやり方があります。

 

リアルタイムで入力すると、基本的に生演奏と同じなので自然なズレが表現できます。

 

ヒューマナイズに関しては、一旦ベタ打ちしておいて、後からタイミングをズラすことができます。

こうすることで、ちゃんと人が演奏している雰囲気を作れます。

 

 

■ダウンストロークとアップストローク

ギターの場合、音の発音タイミングが、ダウンストロークとアップストロークで変わります。

 

ダウンストロークの場合:6弦→1弦の順番で音が発音される。

アップストロークの場合:1弦→6弦の順番で音が発音される。

例えば、全音符で「ジャーン」とコードを鳴らす打ち込みの場合、ダウンストロークなら低い音の6弦から順番に発音されるように打ち込まないといけないというわけです。

前半がズラし「なし」、後半がズラし「あり」です。

 

実際のギターをイメージすると、全ての弦が同時に鳴ることはなくて、若干ズレて音が出ているはずなんですね。

 

このあたりを意識して打ち込むとリアルさが出せると思います。

 

3.ベロシティを調整する

ベロシティとは、音の強弱のことです。

 

ベロシティに関してもタイミングと同様で、そのままベタ打ちすると、毎回同じ強さで入力することになります。

 

考えれば分かりますが、生演奏で毎回強弱が変わらないということは通常ありえないことです。

 

強い時もあれば、若干弱く演奏することもあるわけです。

 

これに関しても、タイミングと同様で

  • リアルタイム入力
  • ヒューマナイズ

を使って、強弱をつけることができます。

 

4.ミュートを使う

ここからは、ギター特有の演奏法です。まずはミュート。

 

「ブリッジミュート」と言って、ピックを持つ手でミュートしながら演奏するテクニックのことです。

 

ロック系の曲でよく聴く「ズンズンズンズン」というあの音です。

これがあるだけで、かなり生ギターっぽさが出せます。

 

Studio Oneの音源に関しては、ミュートのやり方は2つあります。

キースイッチを使う

ミュートの音色を使う

上記の2つで、それぞれ曲のアレンジによって使い分けるといいと思います。

 

例えば、アレンジで「ギター1」と「ギター2」があったとして、

ギター1:オープンもミュートも使う→キースイッチ

ギター2:ミュートのみ→ミュートの音色

このような感じで使い分けるといいと思います。

 

以下のように、キースイッチはピアノロールの低音側に振り分けてあるので、切り替えたいタイミングで打ち込んでおけばいいです。

 

5.スライドを使う

スライドは、ギターソロやメロディを演奏する際に使うテクニックのひとつです。

 

例えば下記のフレーズ。

【スライドなし】

 

【スライドあり】

 

「スライドあり」の方がギターっぽいですよね。

 

スライドの入れ方としては、先ほどのミュートと同様にキースイッチでコントロールできます。

 

生ギターを理解する

ギターの打ち込みをリアルにするコツをご紹介してきました。

打ち込みのコツを知ることも大事なんですが、それ以上に重要だと思っていることがあって、何かというと、

 

そもそも、ちゃんと生ギターを理解していますか?

ということ。

 

バリバリに弾ける必要はないんですが、やっぱり多少弾けた方が打ち込む時にも有利だと思います。

 

例えば、ピアノのコードのボイシングと、ギターのボイシングってけっこう違っていたりします。

ピアノのコードのボイシングってかなり自由度が高いんですが、ギターってあまり融通がきかないんですよね。

ピアノと同じボイシングがギターでは出来ない、ということがあり得るんです。

 

先ほどご紹介したミュートやスライドに関しても、実際のギターではどういう動きで音が出ているのかを知っていれば、よりリアルな打ち込みをするのに役に立つはずです。

 

なので、ギターの打ち込みをリアルにする為にも、ちゃんと本物のギターも理解しておいた方がいいと思います。

 

体験談:僕がギターを始めたきっかけ

僕もギターは多少弾けるんですが、そもそもなぜギターを始めたのか、そのきっかけを最後に少しお話ししておきます。

 

僕がギターを始めたきっかけは、自分のオリジナル曲でギターを取り入れたかったから。

 

ギターを始めるパターンでよくあるのが、

バンドでギターをやりたいから

好きな曲をコピーしたいから

カッコイイから

こういった理由が多いと思うんですが、僕の場合はちょっと特殊かなと思います。

 

それまでは、ギタリストの友人にお願いしていたんですが、自分で弾けた方が制作がスムーズだよなぁ、と思い始めてみました。

 

余談ですが、僕がギターを始めたのは25歳くらいの頃なので、わりと遅い方かなと思います。 でも、ギターってちゃんと練習すれば2〜3ヶ月で弾けるようになったりします。

 

最初は、パワーコードの簡単なフレーズから練習して、メロディを弾いたりするようになりました。

今では、簡単なバッキングやソロのフレーズくらいなら弾けます。

 

繰り返しにはなるんですが、やはり本物のギターがある程度分かっていると、打ち込みでギターを使う時にも有利だなと感じます。

 

実際、僕もギターを弾いた経験があるからこそ、例えば「Aメロのバッキングにはミュートを入れよう」とか「ギターソロの頭はスライドで入ろう」といったイメージがしやすいんですよね。

 

まとめ

今回は、ギターをリアルに打ち込むコツについて解説しました。

 

もう一度まとめると、

1.音作り

2.発音タイミングをズラす

3.ベロシティを調整する

4.ミュートを使う

5.スライドを使う

 

あとプラスアルファで、本物ギターも多少理解していた方が、ギターの打ち込みには有利です。

バリバリに弾ける必要はありませんが、ギター特有の奏法やボイシングがどうなっているのかが分かると打ち込みもやり易くなると思います。

 

今回の記事が参考になれば嬉しいです。ぜひギターの打ち込みにも挑戦してみてください。

 

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