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【自宅で簡単】歌が上手くなるための練習方法【継続のコツも解説】

2020/06/12
 
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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、Yuukiです。

 

もっと歌が上手くなりたい、自宅でもできる簡単な練習法はないかな?

こういった方に向けて、僕がボイトレで学んだ、歌の練習法をご紹介します。

 

僕は、過去に3年程、ボイトレに通った経験があります。

現在は、シンガーソングライター、DTMerとして作曲活動もしています。

 

この経験から思うことは、「歌はすぐには上手くならない」ということ。

ガッカリするかもしれませんが、これが現実です。

 

とはいえ、継続的に練習することで、確実に上達することは可能です。

 

今回ご紹介する練習法は、自宅でも簡単にできる内容なので、本記事を読みつつ、ぜひ実践してみてください。

 

歌が上手くなるための練習方法

歌が上手くなるための練習方法は次の4つです。

① 喉を開いて歌う

② 口を縦に開いて歌う

③ 音をしっかりイメージする

④ 自分の歌を録音する

上記の通りで、どれも基礎的で簡単な内容ですが、重要です。これらを意識して練習するとレベルアップできると思います。

 

喉を開いて歌う

歌が上手くなるための練習方法の1つ目は「喉を開いて歌う」です。

喉に負担が少なく、声量もある歌を歌うためには、喉の開くことが重要です。

 

喉を開くとはどういうことか?

ためしに、鏡の前で口を開けて「アー」と声を出してみてください。

 

この時、しっかり喉ちんこが見えていれば、喉が開いている状態です。
逆に、舌が持ち上がっていれば、喉が開いていない閉まった状態と言えます。

 

歌う時、音程が低い部分では、自然と喉は開きやすい状態になります。

音程が高くなるほど、喉は閉まっていき、開きにくくなります。

 

つまり、高い音が苦しそうに聞こえる場合は、喉がちゃんと開いていない可能性があります。

声も前に出てきません。そのため、高音になるほど、意識的に喉を開く必要があるのです。

 

 

■喉を開くための練習法

喉を開くための練習方法としては、スプーンを使います。

 

まず、口を開いた状態で、舌をスプーンで押さえます。
こうすると、強制的に舌が下がるので、喉が開いた状態を作ることができます。

 

あまりやりすぎると、「オエッ」となるので注意が必要ですが、慣れてくるとスプーンなしでもできるようになるはずです。

 

歌う時は、この「喉が開いた状態」を意識してみてください。

 

 

口を縦に開いて歌う

次に、歌が上手くなるための練習方法の2つ目は「口を縦に開いて歌う」です。

喉を開くのと同時に、声を出すには口も開く必要があります。当たり前ですが、、、

 

ただしここでは、口の開き方が重要です。ポイントは、大きく縦に開くことです。

 

イメージとしては「千の風になって」の秋川雅史さん。

 

そんな大げさに?と思うかもしれません。

 

ですが、歌っている本人はちゃんと歌っているつもりでも、口がしっかり開いていないと歌を聞く側としては言葉がはっきりせず、歌詞が聞き取れないというのはよくあることです。

 

例えば、「あ」と「え」はしっかり口を開けないと区別がつきにくくなります。

 

 

音をしっかりイメージする

次に、歌が上手くなるための練習方法の3つ目は「音をしっかりイメージする」です。

歌の上手い下手の基準は、音程を外していないかどうかということも重要です。

 

前提として、歌う曲のメロディは完全に覚えて、音程もしっかり把握しておきましょう。

 

ただなんとなく歌うのと、音程をちゃんとイメージして歌うのとでは、歌の安定感が違ってきます。

 

特に意識した方がいいのが、

・歌い出しの音

・音が離れたフレーズ

・高い音、低い音

この辺りがしっかり音程が取れると安定した歌になります。

 

自分の歌を録音する

歌が上手くなるための練習方法の4つ目は「自分の歌を録音する」です。

上達するためには、自分の歌がどういう状態なのか客観的に聞いてみる必要があります。

 

そこでおすすめなのが、自分の歌を録音して聞いてみることです。

 

最初は、「自分の歌声ってこんな感じなんだ」と驚くことでしょう。

あまりの下手さに、絶望するかもしれません。僕はそうでした。

ですが、客観的に聞くことが目的なので、冷静にあなたの歌の良い部分や悪い部分、クセなどを分析してみましょう。

 

例えば、先ほど述べた口の開き方でも、大きく縦に開いた時と、そうでない時の変化など後から確認することができます。

録音していないと、その場限りになってしまうので、せっかく練習しても何が良かった、悪かったかが分かりません。

 

なので練習する時は、自分の歌を必ず録音するようにしましょう。

 

■録音するなら、「ボーカルトレーナー」がおすすめ。

声のチューナーがついているので、自分の音程を確認しながら、録音できます。

ボイトレ機能もついていて、発声練習やウォーミングアップしてから録音するといいと思います。

僕もこれを使って練習していました。

 

続ければ必ず歌は上手くなる

歌が上手くなるための練習法をご紹介しましたが、最重要はこういった練習法を知った上でちゃんと実践しそれを続ける事です。

 

…なに当たり前のこと言ってるの?

と思うかもしれません。

 

練習法を知っているのは前提として、実践し続けることがもっとも重要なのです。

ですが、継続は誰にでもできることではありません。

 

練習法を知るだけで、次の日から急に歌が上手くなるなんてことはあり得ません。

発声方法やテクニックを知ったら、次はそれを発揮出来るまで練習を続けなければ上手くはならないのです。

そして、それには時間がかかるので、ほとんどの人は途中で辞めてしまいます。

 

それなりのクオリティになるには、個人差はあると思いますが、少なくとも3年~5年は必要でしょう。

 

しかし、ちゃんと毎日続ける事さえできれば、たとえ歩みは遅くても確実に歌は上達します。

 

 

歌はスポーツと同じ

これは、スポーツの世界を思い浮かべれば分かりやすいです。

プロのスポーツ選手は、それこそまだ小さい頃からたくさん練習を積んできています。

何年もかけて技術を磨き、周囲の人たちから「すごい」と言われているのです。

 

歌もそれと同じなのです。

 

 

■体験談:僕がボイトレに通った時の話

僕がボイトレを始めたきっかけは単純で、もっと歌がうまくなりたいと思ったから。

それまでは、独学で歌の練習をしていました。

・ボイトレの本を読む

・オンラインの教材で練習

・ひたすらカラオケで歌いまくる

こんな感じで練習していましたが、正直うまくなっているのか、自分ではよく分からなかったです。

 

もともと、僕の活動はDTMでの作品作りが中心です。

ぶっちゃけ、歌なんて編集でそこそこ聴けるレベルにはなるんです。

 

ただ、やっぱりライブとかの生歌になると本当の実力が露呈してしまいます。

そしてある日、ちゃんとボイトレを受けようと思った決定的な出来事がありました。

それは、、、

 

あるコンテストに応募したときのこと。

楽曲のクオリティは置いておいて、思いっきり歌のクオリティを指摘されたことでした。

自分なりにそこそこイケてると思っていたんですが、いくらDTMを駆使して編集してもプロの耳はごまかせないということです。

 

「やはり独学では限界があるな、、、」

 

この時、僕は自分の実力を思い知りました。そして、ちゃんと先生に習おうと決意しました。

今回ご紹介した練習法は、僕が実際にボイトレで先生に教わった基礎的な内容です。

地道に続ければ、効果が出てくるはずです。もちろん年単位で努力は必要ですよ。

 

継続のコツは習慣化すること

最後に、地道に続けるための継続のコツをご紹介しておきます。

それは「習慣化」です。

ボイトレは習慣化しましょう。

 

あなたも、毎日朝起きたら顔を洗ったり、夜寝る前には歯を磨いたりしますよね?

逆に、これらをやらないと気持ち悪いですよね。

それが習慣です。

 

毎日、決まった時間に顔を洗ったり歯を磨いたりするように、決まった時間になったらボイトレをするようにすれば、やがてそれが習慣になります。

 

ボイトレしないと気持ち悪い、という状態です。

 

毎日継続するには、極限までハードルを下げよう

例えば、1日1時間練習するのではなく、Aメロを3回だけ歌う練習をするという感じです。

 

これなら1日5分もあればできますよね。

 

最初はこれくらいから始めた方が続けやすいと思います。

やってみると分かりますが、続けていればAメロ3回だけでは絶対に物足りなくなります。

 

これを繰り返すことで、徐々にボイトレや歌の練習は習慣化していきます。

 

まとめ

今回は、自宅でもできる簡単なボイトレ練習法をご紹介しました。

 

もう一度まとめると、

① 喉を開いて歌う

② 口を縦に開いて歌う

③ 音をしっかりイメージする

④ 自分の歌を録音する

 

どれも簡単なものですが、ちゃんと継続しないと身に付かないし歌も上達しません。

なので、ぜひ習慣化するまで、頑張ってみてください。

 

継続は力なり!

 

 

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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

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