DTMでおすすめのPCはMacです【スペック、買い方、おすすめの紹介】
こんにちは、Yuukiです。
ノート型やデスクトップ型、MacやWindows、必要なスペックなど、、、
どういったものを選べばいいかよく分からない。
今回はこういった疑問に答えていきます。
昔の僕もDTM用のパソコンを購入しようと思った時、いったいどんなパソコンを選べばいいか、かなり悩みました。
ですが現在の僕は、DTM歴12年。これまで、ノートPCやデスクトップPC、MacやWindows、さまざまな環境でDTMをやってきました。
そんな僕が今回は、DTM初心者向けにおすすめのDTM用パソコンについて詳しく解説していきます。
DTMでおすすめのパソコンは「Mac」です。
いきなり結論ですが、僕がDTMでおすすめするパソコンは「Mac」です。かつノート型の「MacBookシリーズ」をおすすめします。
MacBookをおすすめする3つの理由
理由2:持ち運んでどこでも使えるから
理由3:見た目がカッコいいから
【理由1】DTMをやるための十分なスペックがあるから
MacBookには、種類がいくつかありますが、現在販売されているものに関しては、基本的にどれを選んでもDTMができる性能を持っています。
なので、そもそもどれくらいのスペックが必要か?ということで悩むことは少ないです。
【理由2】持ち運んでどこでも使えるから
MacBookはノート型PCで、かつ薄くて軽いので、持ち運んでどこでも使うことができます。
普段のDTM環境を持ち運んでスタジオでレコーディング、なんてことも容易にできます。
DTM以外にも、リビングでネットサーフィンをしたり、カフェでブログなど文章を書いたり、場所を選ばずに使えるので便利です。
【理由3】見た目がカッコいいから
見た目のカッコ良さは、DTMには直接関係ないと思われがちですが、シンプルにカッコ良いパソコンは自然と「使いたい」というモチベーションが湧いてきます。パソコンやDAWに触れる機会が増えれば、それに比例して作業量も増えていきます。
その結果、曲作りも上達するという好循環が生まれます。
※よくある質問:デスクトップPCはどんな人におすすめ?
完全に固定された場所でしか曲作りはしない、という人はデスクトップでもOKです。
価格に関しても、同じくらいの性能ならデスクトップの方が安くなります。
コストを押さえつつ、高い性能のパソコンが欲しい方にはおすすめです。
ですが、ノート型なら持ち運びもできて、自宅で使うときは外部モニターやマウス、キーボードを繋げれば、デスクトップ化することもできます。
気分によっては作業場所を変えたいということは意外と多いです。例えば、自宅以外でのレコーディングやリビングでの作業ですね。
僕の場合は、リビングでちょっとしたデータの確認やブログを書いたりすることがよくあるので、ノート型を使っています。
逆に、パソコンを持ち運ぶことがないなら、デスクトップでもいいと思います。
※よくある質問2:Windowsはダメですか?
Windowsしか対応しないソフトやプラグインもあるので、完全にダメということはありませんが、やはりMacをおすすめします。
なぜなら、購入時の選択肢が少ないので、DTM初心者があれこれ悩まずに済むから。
選ぶ項目は「CPU」「メモリ」「ストレージ」くらいしかないので、最低限のスペックさえ分かっていればそれを選ぶだけです。
一方、Windowsの場合はそうはいきません。
Windowsの場合の選択肢
BTOパソコン
自作パソコン
さらにそこから、CPU、メモリ、ストレージの選択になっていくので、選択肢が多すぎます。
BTOや自作に関しては、自分で好きなパーツを組み合わせることができるので、カスタマイズ性に優れています。後からパーツを交換してスペックを上げることも可能です。
ここはある意味メリットでもあるんですが、DTMを始める前にパソコン選びでかなり消耗します。好きな方は良いんですが、一長一短ありますね。
僕も昔、DTM用のパソコンを自作したことがあるんですが、パーツの相性の問題なのか、エラーが連発して苦労した経験があります。
音楽を作りたいのに、パソコンのトラブルが多すぎて消耗しました。
このあたりは、向き不向きとかもあると思うんですが、簡単にまとめると、
・もともとパソコンに詳しい人
・購入後もカスタマイズしてスペックを上げながら長く使いたい人
・パソコン選びであまり悩みたくない人
・安定した動作環境で曲作りしたい人
上記の通りかなと思います。
ちなみに僕は、パソコンを自作したにも関わらず、その後いっさいカスタマイズしなかったので、たぶん「Macに向いてる人」だと思っています。
プラスαで、Macはオーディオ関係のトラブルが少ないので、オーディオインターフェースの設定が簡単、というのも付け加えておきます。
DTM用のMacで必要なスペック
2021年現在、Macを購入する際の選択肢は大きく2つあります。
M1 Mac
上記の2つです。
大きな違いはCPUです。
Intel MacにはIntel製のチップ、M1 Macにはアップルが開発した「M1チップ」が搭載されています。
これまでのMacは、Intel製のCPUが使われてきましたが、今後は全てアップル製のCPUに切り替わっていきます。
スペックで比較すると、M1の方が圧倒的に高いです。
ただ、DTMで使うMacに関しては、ソフトやプラグインがまだM1チップに対応していない場合もあるので確認が必要です。
とはいえ、ほぼ問題なく動作するものが多くなってきているので、そこまで気しなくてもいいかと思います。
実際に僕もM1 MacでDTMの作業をしていますので。
ここまでを踏まえ、僕がDTMで最低限必要だと考えているスペックは次の通りです。
Intel Macで最低限必要なスペック
【メモリ】16GB
【ストレージ】256GB
M1 Macで最低限必要なスペック
【メモリ】8GB
【ストレージ】256GB
M1 Macに関しては、Intel Macと違って、CPUに選択肢はありません。M1チップのみです。
処理速度に関しては、なんと「Intel Core i9」に匹敵する性能です。
メモリやストレージは必要なら増設してもいいと思いますが、M1に関してはメモリは8GBで十分です。
簡単に言えば、今までのパソコンより効率良くメモリを使えるようになっています。
なので、少ない容量のメモリでも十分にパフォーマンスを発揮できます。
実際、僕が使っているのもメモリ8GBのM1 Macですが、初心者〜中級者くらいなら、8GBで問題なく作業できるはずです。
ストレージに関しては、増設するとプラス2万円かかるので、正直、コスパが悪いです。
なので、ストレージは最小構成の256GBにして、外付けストレージを使うのが良いかと思います。
512GBにしても、どうせ足りなくなります。DTMで色々なデータを管理しようとすれば、1TBは必要です。
DTMで必要なストレージに関しては、下記の記事が参考になると思います。ぜひ参考にしてみてください。
今、Intel Macを買うのはアリか?
僕もずいぶん悩んだんですが、M1を買うべきだと思います。
一応、Intel Macでしか動かないプラグインもあるので、検討する価値はありますが、やはりコスパが悪いです。
価格を比較すると、
【M1】 MacBook Pro13インチ:170,280円
なんと、価格差は37,400円です。
ちなみに、どちらもカスタムなし、ストレージは512GBのモデルです。
動作の速さを比較しても、Intel Macは「もっさり」、M1 Macは「サクサク」といった感じです。
体感すると分かりますが圧倒的にM1の方が快適に動きます。これは一度、アップルストアなどの実店舗で体感してみるべきです。
Studio Oneも完全にネイティブ対応しました。
個人的な話になるんですが、僕はDAWソフトに関しては、ずっと「Studio One」を使っています。
これからさらにプラグインの対応が進んでいきます。
なので、特別な理由がなければ、M1 Macを買うべきです。
Macはどこで買うのがおすすめ?
DTMでおすすめのパソコンはMac、ということをお伝えしてきました。
では、Macはどこで買えば良いのか?
主に4つの選択肢があります。
アップルストア【オンライン】
アマゾン
中古ショップ
それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう。
・アップルストア【店舗】
デメリット:店舗に行く手間がある。値引きがない。
・アップルストア【オンライン】
デメリット:注文してから届くまで時間がかかる。実際に体験できない。
・アマゾン
デメリット:実際に体験できない。
・中古ショップ
デメリット:傷や汚れが付いている可能性がある。不具合が起きる可能性も高くなる。
一番お得に買うなら、実店舗で体験して、アマゾンで値引きorポイント還元を狙うのが良いでしょうか。
どこで買うのが良いかは、それぞれのメリット、デメリットがありますので参考にしてみてください。
DTMでおすすめのMacを紹介
最後に、DTMでおすすめのMacをご紹介しておきます。
僕のおすすめはこちら。
16インチMacBook Pro
Mac mini
13インチ M1 MacBook Air
まずは「13インチ M1 MacBook Air」です。最もコスパが良く、性能も抜群のMacになります。
ハッキリ言って眼中に無かったです。
なので、MacでDTMをやるなら、MacBook ProあるいはデスクトップのMac以外は性能的にあり得ないと思っていました。
ですが、M1が登場してからその考えは完全に覆されました。
現在では、AirもProも性能はほぼ同じです。
どっちを選んでも良いですが、価格の安さと重量の軽さ、Touch Barではなく、ファンクションキーという使い勝手の良さを考えると、やはりAirがおすすめです。
あえて、デメリットをあげるとすれば、画面サイズが小さいということでしょうか。
ただ、これに関しては、外部ディスプレイを繋げることで対処することができます。
MacBook Air Apple M1 Chip (13インチ, 8GB RAM, 256GB SSD)
16インチMacBook Pro
次は「16インチMacBook Pro」です。
スペックに関しては、カスタマイズ無しでも僕が考える必要スペックを十分満たしています。
どうしてもIntel Macが欲しいという方にも、おすすめできるモデルです。
このサイズなら、十分な大きさがあるので、かなり快適に作業できると思います。
デメリットは、価格が高いことと、画面の大きさ故に重量が重く、大きいことでしょうか。
とはいえ、ノート型なので外部に持ち出して作業することもできます。
MacBook Pro (16インチ, 16GB RAM, 512GB SSD)
Mac mini
最後は、デスクトップ型の「Mac mini」です。
Mac miniは、ディスプレイやマウス、キーボードは付属しておらず、自分の好きなものを選んで使うことができます。
本体のみなので、価格も一番安いMacです。
周辺機器をすでに持っている
自宅以外で曲作りなどの作業をしない
こういった方には、マッチすると思います。
Mac miniに関しても、Intel版とM1があるので、ソフトやプラグインの対応状況で選ぶことができます。
ですが、やはりIntel版はちょっと割高感がありますね。
Mac mini Apple M1 Chip (8GB RAM, 256GB SSD)
まとめ
今回は、おすすめのDTM用パソコンや必要なスペックについて解説しました。
もう一度まとめると、
DTMでおすすめのパソコンは「Mac」です。
現状、Intel MacとM1 Macがあり、価格や性能を考えると「M1 Mac」がコスパも良く、おすすめ。
もちろん、ソフトやプラグインの対応状況によっては、Intel Macの選択もアリです。
DTMでおすすめのMacについてもご紹介しました。
16インチMacBook Pro
Mac mini
特に、M1 MacBook Airに関しては、性能やコスパが最高レベルだと思います。
DTM用のパソコン選びでこの記事が参考になれば幸いです。
MacBook Air Apple M1 Chip (13インチ, 8GB RAM, 256GB SSD)
MacBook Pro (16インチ, 16GB RAM, 512GB SSD)
Mac mini Apple M1 Chip (8GB RAM, 256GB SSD)