作曲・DTMがつらいと思う時の対処法【最重要:つらい時は休む】
こんにちは、Yuukiです。
わかります。
昔の僕も、同じように悩んだ時期がありました。
現在の僕は作曲歴は20年、DTM歴は10年です。
わりと長くやっているほうなので、思うように曲が作れなかったり、他人と比べて劣等感を抱いてつらい時期が何度もありました。
ですが、そういった時期も乗り越えて、現在も現役DTMerとして活動しています。
そんな僕が今回は、作曲・DTMがつらいと思う時の対処法について書いてみたいと思います。
作曲・DTMがつらいと思う時の対処法
僕が考える作曲・DTMがつらいと思う時
・他人と比較して、自分の曲のショボさに絶望した時
・やらなきゃと思うほど曲が作れなくなる時
上記は、僕が実際に経験したことです。おそらく多くの人も経験することではないかと思います。
これを踏まえて、対処法を考えてみると、
- つらい時、疲れた時は休む
- 目標を持つ
- ちゃんと音楽を勉強する
- 他人ではなく、過去の自分と比較する
これなんじゃないかなと思います。
順番に解説します。
つらい時、疲れた時は休む
これが最重要だと思っています。
つらい時、疲れた時は、精神的にも肉体的にも疲労困ぱいしている可能性があります。
そんな状態では、音楽をやるパフォーマンスは確実に下がります。
きっと多くの人は、音楽だけではなくて、仕事があったり、家庭のことがあったり、いろいろ忙しいと思います。
その状態で音楽も頑張ろうとするのは、けっこうしんどい場合もあります。
■体験談:作曲・DTMを一時休止した話
僕は、これまで自分が使えるすべての時間やリソースを音楽活動に費やしてきました。
ただ、一時的に作曲・DTMを休止していた時期もあります。
それは、娘が産まれた2018年からの1年ほどです。
本業の仕事がありつつ、それ以外の時間は娘の面倒をみる。
経験した方なら分かると思いますが、育児はスーパーハードです。
さらに、妻がバセドウ病を発症したタイミングでもあり、僕自身も体力的につらい時期でした。
こういう状況だったので、さすがにDTMをやっている余裕はありませんでした。
今は、妻も元気になって、娘も保育園に行っているので、DTMは再開しています。
「ちょっとDTMやるのしんどいな、疲れてるな…」という時は、無理せず休みましょう。
人生は長いです。
50歳なら、あと30年DTMできます。
僕も作曲歴20年って言ってますけど、トータルしたら2~3年くらいは作ってない時期がありますからね。
なので、1~2年休んでもまったく問題ありません。十分取り返せます。
目標を持つ
これも重要です。
ちゃんと目的意識を持って作曲・DTMをやってますか?
もし「No」なら、いずれ作曲・DTMがつまらなくなるかもしれません。
なぜなら、人間は目標、ゴールに向かう生き物だからです。
これは、昔読んだ本に書かれていたことですが、人間は目標に向かっている時が、一番充実感を得られるそうです。
音楽活動においてもこれは同じ。
目標がない音楽活動はつまらないし、徐々に音楽をやる意味を見失っていきます。
なので、現在、作曲・DTMがつらいと思っているなら、
目標を持って取り組んでいるか?
このあたりを振り返ってみるといいかもしれません。
もし、目標がない活動になっているなら、なんでもいいので目標を持つことをおすすめします。
これに関しては、僕の体験談の記事があるので良かったらどうぞ。
ちゃんと音楽を勉強する
思うように曲が作れないのはつらいですよね。
でもそれはシンプルに、音楽の知識・スキル不足かもしれません。
これに関しては、結論、音楽理論を学んでください、と言いたいところですが、おすすめなのは好きな曲を分析しながら聴くことです。
どんな音色・フレーズが使われているのか
ミックスのバランスはどうなっているのか
このあたりを意識しながら、曲を100回くらい聴けば、その曲の構成が分かるようになります。
さらに応用編としては、曲の構成が分かってきたら、耳コピでDAWに打ち込んで再現してみます。
プラスaで、音楽理論を勉強したり、DAWやプラグインの使い方を覚えたりすれば、もう思うように曲が作れなくてつらい、と悩むことは少なくなると思います。
他人ではなく、過去の自分と比較する
SNSやYouTubeを見ると、自分より凄い人がいくらでも出てきます。
そういった凄い人と自分を比較してしまうことはよくあります。
それだとつらすぎるので、比べるときは過去の自分と比較しましょう。
1年前に作った曲を聴いて、「この部分はやり直したいな」と思えたらそれは成長している証拠です。
焦らずに、コツコツ続ける
先ほどの繰り返しですが、人生は長いです。
マイペースでも辞めなければ、作曲・DTMは必ず上手くなります。焦らずにやりましょう。
■体験談2:音楽活動が嫌になった話
最後に、僕が音楽活動をやっていてつらかった時のエピソードを書きます。
たしか、2016年頃だったかと思います。
自分の音楽をもっと認知してもらいたい、というのが僕の目標でした。
それまでも、CDを作ったり、ライブをやったりしていましたが、なかなか手応えを感じることができなかったんです。
僕は凡人なので、いきなりすごい成果を出すことはできないことには気づいていました。
悔しいですが、僕の音楽には誰も興味なかったんですよね。
それまでどうにか頑張っていましたが、曲作りや情報発信がつらくなり、しばらく休むことにしました。
そして、冷静に目的を整理しました。
「自分が作りたい音楽を作る」
そして、それに共感してくれる人が少しいれば良かったんです。
だから、焦らずに、コツコツやればいい。そう心に決めて、再起動しました。
最近思うことは、DTMはオリジナル曲に拘らなくてもいいということ。
好きな曲をコピーして、それを楽しむのもいいと思います。
さっきの繰り返しにはなりますが、コピーをやると結果として、音楽の知識、DTMのスキルが向上します。
コピーで得たことをオリジナルに落とし込む、これが最適なんじゃないかと思います。
好きな曲のコピーはモチベーションも上がりますからね。
以前の僕は、オリジナルにこだわり過ぎていました。
「音楽活動=オリジナル曲を作る」
みたいな固定観念があったんですが、でもこれだと、曲が作れない時期は本当に心の底から絶望します。
ですが、現在の僕は、コピーもやりつつオリジナルも作るというスタンスでマイペースな音楽活動を楽しんでいます。
まとめ
今回は、作曲・DTMがつらいと思う時の対処法について解説しました。
もう一度まとめると、
- つらい時、疲れた時は休む
- 目標を持つ
- ちゃんと音楽を勉強する
- 他人ではなく、過去の自分と比較する
楽しく作曲・DTMを続けていくためにも、まずはつらい時、疲れた時はゆっくり休む、これが最も意識することだと僕は思います。
作曲やDTMは楽しさの反面、つらいと思うことがあるのも事実です。
それをいかにして乗り越えていくか、この記事が参考になれば嬉しいです。
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