【Studio One】ボーカル録音7つの手順【必要な機材も紹介】
こんにちは、Yuukiです。
曲が完成しても、その後にやるボーカルレコーディングって分からないことが多いですよね。
昔の僕もそうでした。
必要な機材が分からなかったり、レコーディングの手順も手探りだったので、よく失敗もしていました。
ですが何度も経験するうちに、上手くレコーディングするための手順が分かるようになりました。
今では、DAWでのレコーディング歴10年、Studio One歴は7年の経験があります。
そこで今回は、Studio Oneでのボーカルレコーディングのやり方を7つの手順で解説していきます。
ボーカルレコーディング7つの手順
ボーカルレコーディング7つの手順は次の通りです。
2.録音レベルを適切に合わせる
3.オケを歌いやすい音量にする
4.本気を出して3回歌う
5.コンピングを使って良いとこどりをする
6.ピッチ補正を使ってさらに磨きをかける
7.ボーカルとオケを馴染ませる
今回は、レコーディング後の「ボーカルミックス」についても少し踏み込んで解説していきます。
必要な機材ついて
手順を解説する前に、ボーカルレコーディングで必要な機材から紹介していきます。
必要な機材が揃っているかチェックしてみてください。
- マイク
- オーディオインターフェイス
- マイクケーブル
- マイクスタンド
- ポップガード
- ヘッドホン
マイク
マイクには2種類あります。
「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」です。
歌を録音するマイクはコンデンサーマイクの方がおすすめです。
それによって、ミックス時のEQの音作りも最小限で済みますし、オケに馴染みやすくなります。
ダイナミックマイクは、どちらかというとレコーディングではなく、ライブ向きのマイクです。
ボーカル録音に使えなくはありませんが、オケに馴染ませるにも、EQの処理がかなりシビアでテクニックが必要です。
なので、ボーカルレコーディングではコンデンサーマイクを使うようにします。
おすすめのマイクはこちら
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスはDAWにボーカルなどの生音を取り込むための機材です。
これがなければボーカルレコーディングができません。
色々な種類がありますが、選ぶポイントは入力数と価格です。
結論、ボーカルレコーディングだけなら、入力数は1~2あれば十分です。
価格帯も1万~10万以上と幅広いですが、1万円くらいのものでも大丈夫です。
僕も実際、その価格帯の製品を使っていますが、音のクオリティも問題ありません。
おすすめのオーディオインターフェイスはこちら
マイクケーブル
オーディオインターフェイスとマイクを繋ぐケーブルも必要です。
長さは3~5mあれば大丈夫です。
僕はこちらのケーブルを使っています。
マイクスタンド
マイクとセットでマイクスタンドも必要です。
最悪、無くてもいいんですが、あった方がマイクを固定できるので音質が安定します。
安物だとグラついたりして安定感が悪かったり、ちょっとぶつかったりすると倒れたりします。
TAMAのマイクスタンドはぶつかっても倒れにくいのでおすすめです。
ポップガード
リップノイズや吹かれによるノイズを軽減できるのでボーカルレコーディングでは必須です。
布製のものと金属製のものがありますが、おすすめは金属製です。
理由は、使用後に水洗いもできるので、衛生的でメンテナンスもしやすいからです。
ヘッドホン
レコーディング時は、ヘッドホンを使って音を確認します。
おすすめは密閉型のヘッドホンです。
密閉型であれば、イヤーパッドからの音漏れを防げるので、ボーカルトラックにオケが混じることもありません。
密閉型ヘッドホンは定番のSONY MDR-CD900STがおすすめ。
手順1:機材をセットアップする
セットアップの手順は次の通り
オーディオインターフェイスとマイクを接続する
マイクをマイクスタンドに固定する
ポップガードをマイクスタンドに付ける
ここで注意点が1つ。
コンデンサーマイクは、ただ接続しただけでは使えません。オーディオインターフェイスに付いてる「ファンタム電源」からの電源供給が必要です。
これも簡単で、ファンタム電源のスイッチをオンにするだけです。
手順2:録音レベルを適切に合わせる
さっそく録音を始めますが、1つ注意したいことがあります。
それは、録音レベルを適切に合わせるということです。小さすぎてもいけないし、大きすぎると音が割れてしまいます。
振れ幅としては、-6dBくらいが目安です。実際に音を確認しながら調節してみてください。
手順3:オケを歌いやすい音量に調節する
実は、マイクの振れ幅を-6dBくらいにして歌ってみると、録音レベルとしては丁度いいんですが、声がオケに埋もれて自分の声が聞こえないという現象が起きます。
つまり、オケの音量が大きすぎるのです。
例えば、カラオケに行って歌う時、マイクとミュージックの音量を歌いやすいように調整すると思いますが、それと同じです。
マイクの音量はいじれないので、オケの音量を下げましょう。
やり方としては、カラオケトラックを作ります。
「ソング」→「ミックスダウンをエクスポート」を選択、複数のトラックを1トラックにまとめ、MP3で書き出します。