MacBook1台でシンセポップを作るDTMer Yuukiのブログ

音楽活動のやり方・始め方【作曲歴20年の僕が解説します】

2021/09/29
 
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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、Yuukiです。

 

音楽活動に興味があるけど、具体的にどんな活動をするのかな?
どんなことから始めればいいんだろう…

こういった疑問に答えます。

 

僕の音楽活動歴は20年ほど、現役のDTMerとして活動しています。

 

わりと長く活動を続けているほうなので、今回は僕の経験をもとに、音楽活動の始め方について解説していきます。

 

音楽活動の始め方

音楽活動の始め方を解説する前に、そもそも音楽活動とはなんでしょうか?

 

僕が考える音楽活動の定義は以下の通り

音楽活動の定義:自己表現の手段として音楽を作り、それを誰かに向けて発信する活動

これが音楽活動だと思っています。

 

これを踏まえた上で、実際どんなことをやるのかをまとめると以下の通りになります。

  • 曲を作る
  • カバーをやる
  • ライブをやる
  • ネットで発信する

順番にみていきましょう。

 

曲を作る

まずは曲を作りましょう。

音楽活動の定義は、自己表現の手段として音楽を作ること、です。

 

あなたが伝えたいメロディや言葉で曲を作ることが音楽活動の第一歩です。

 

最初は、難しいと感じたり思うように出来ないかもしれません。

曲を作るには、ある程度の知識や経験が必要なのも事実です。

 

ただ、いきなりすごい曲を作れないといけない訳ではありません。

最初は鼻歌程度の簡単な曲でもいいと思います。

 

鼻歌でも一応作曲ですからね。

 

カバーをやる

音楽活動の第一歩は「曲を作ること」です。

 

とはいえ、いきなりオリジナル曲を作るのは難しいかもしれません。

 

そこでおすすめなのが、好きな曲のカバーをやることです。

楽器が弾けるなら、ピアノとかギターで弾き語りでもいいですし、作曲ソフトで打ち込んでもいいです。

 

カバーをやるメリット

メロディやアレンジ作りの引き出しが増える

自分の存在を知ってもらうきっかけを作れる

 

メリット1:メロディやアレンジ作りの引き出しが増える

■体験談:僕がカバーを始めたきっかけ

僕は20年ほど音楽活動をやっていますが、実はカバーをやり出したのは、6〜7年前からです。

それまでは、ほぼオリジナルしかやってなかったです。

カバーを始めたきっかけは、当時通っていたボイトレの先生に勧められたから。

「オリジナルだけやっていても、自分ができる範囲のテクニックしか使わないから、引き出しが増えない」

これは、歌も楽器も作曲も、すべてにおいて言えることです。

 

このことに気付いてから僕はカバーも積極的にやるようになりました。

 

なので、音楽活動をやる上で、オリジナルにこだわりすぎる必要はないです。

 

カバーをやりつつ、たまにオリジナルとかでもいいと思います。

 

 

メリット2:自分の存在を知ってもらうきっかけを作れる

どんなに素晴らしい曲を作っても勝手に広まっていくことはないです。

なぜなら、無名な人のオリジナル曲なんて誰も知らないからです。

 

そこで、有名な曲のカバーをやって自分の存在を知ってもらうきっかけを作ります。

 

有名な曲のカバーなら、ネットに公開すれば検索で引っかかる可能性が高くなります。

 

結果として、カバーを通じてオリジナルを聴いてもらえる可能性も出てくるという感じです。

 

なので、最初はオリジナル曲が作れないとしても、カバーから音楽活動を始めるのも十分アリです。

 

ライブをやる

音楽活動といえば、何となく「ライブ活動」をイメージすることが多いかもしれません。

 

昔の僕も、音楽活動=ライブ活動だと思ってました。

 

生で楽器とかを演奏するので、まさに音楽をやっている!という感じがしますよね。

 

ライブの種類

ブッキングライブ

路上ライブ

大きく分けるとライブには上記の2種類があります。

 

ブッキングライブ

ブッキングライブは、ライブハウスが主催するライブのことです。

1日に5組程度のアーティストが集まり、1組あたり30分ほど演奏できます。

 

路上ライブ

路上ライブは、公園や駅前の歩道など、屋外で演奏するライブのことです。

アーティストが自由に演奏することができますが、場所によっては騒音で迷惑になったり、許可が必要な場合もあります。

 

ネットで発信する

現代の音楽活動において「ネット」の存在は欠かすことができません。

なぜなら、圧倒的に、手軽に、そしてより多くの人に自分の音楽を発信することができるから

 

YouTube

SoundCloud

note

例えば、上記のサービスを使えば、誰でも簡単に世の中に自分の音楽を発信できます。しかもサービ自体は無料で使えます。

 

YouTube

動画配信サービスですが、音楽の場合はMVや「歌ってみた」などのカバー動画を配信してみるといいと思います。

 

SoundCloud

音源をアップロードできるサービスです。オリジナル曲ができたら、SoundCloudにアップしておき、ポートフォリオ的な使い方がいいと思います。

 

note

音楽以外にも、写真や動画、文章など様々なデジタルコンテンツをアップロードできるサービスです。

音楽の場合は、曲をアップしたらストリーミングやダウンロードといった形で聴くことができます。

もちろん無料で聴いてもらうことができますが、有料で販売することも可能です。

 

ネットを使うメリットは、自宅にいながら世界中の人にリーチできるところです。

しかも、一度アップした音源や動画は、あなたが寝ていようが、ご飯を食べていようが、世界中から再生されます。

 

一回の労力で、何十倍、何百倍もレバレッジをかけることが可能です。
それにより、あなたの音楽活動を効果的に広めていくことができます。

 

なので、音楽活動においてネットは欠かすことができません。

 

 

よくある質問:ライブ活動はやったほうがいいですか?

「音楽活動といえばライブですよね。ライブはやったほうがいいですか?」

こういった疑問もあるかと思います。

 

結論、ライブはやらなくてもいいです。

 

僕は音楽活動で必ずしもライブをやる必要はないと思っています。

なぜなら、ライブ活動はコスパが悪いから

 

ブッキングライブに出演しても、お客さんを集められなかったら、意味がありません。

 

僕も過去に3年ほどライブ活動をしていた時期がありましたが、お客さんがほとんどいないライブを経験したこともあります。

僕自身もお客さんをほとんど集めることができなかったです。

 

自分の演奏の腕試しと思えばいいかもしれませんが、虚しいです。

 

たしかに、ライブをやれば練習量が増えるので、演奏の技術は高められます。

ですが、集客ができなければ、それはただの自己満足です。

 

正直、集客もやりつつ、練習もやるのはかなりハードだと思います。

さらに、ライブではMCも考えないといけないので、それもまた緊張します。話すのが好きな方ならいいですが、みんながみんなそうとは限りません。

 

こういったことを踏まえると、どう考えてもライブはコスパが悪いです。

 

YouTubeで1回だけ渾身の演奏をアップして、世界中の人に見てもらったほうが良くないですか。

 

とはいえ、ライブは楽しいのも事実なので、完全否定ではないですが、どっちが効率的かを考えると答えは明白です。

 

なので、必ずしもライブ活動はしなくてもいいと思います。

 

身近な誰かに発信する

曲を作ったり、カバーをやるのが音楽活動の第一歩です。

 

とはいえ、いきなりライブやネットで発信というのは、抵抗があるという人もいると思います。

 

そこでまずやって欲しいのが、身近な友人、家族に聴いてもらうということ。

 

ネットとかでいきなり発信すると、批判的なコメントがくることもあります。

ですが、身近な友人、家族ならそんなことはあまりないと思います。

 

最初はめちゃめちゃ恥ずかしくて緊張すると思いますが、まずは身近な友人、家族に自分の曲を聴いてもらいましょう。

 

技術を学ぶ

曲作りができるようになると、もっと技術を高めたいと思うようになります。

 

僕は基本的に音楽は独学でも問題ないと思っていますが、一定期間誰かに教わるものアリだと思います。

 

楽器や歌、作曲を習うことの最大のメリットは、

自分では分からない弱点に気づけること

だと思っています。

 

 

先ほどもお伝えした通り、僕は過去にボイトレに通っていた時期があります。

 

理由はシンプルで、もっと歌が上手くなりたかったから。

 

歌のクオリティを上げることで、楽曲全体のクオリティを上げたいと考えていました。

先生に習うことで、自分の弱点や逆に強みを知ることができました。

 

毎月の投資額は安くはありませんが、結果として効率的に歌の練習に取り組むことができたので、ボイトレをやってよかったなと思っています。

 

なので、音楽活動の一環として、誰かに技術を教わるのも、モチベーションも高めるためにも有効です。

 

楽器や機材を買う

音楽を始める際や、レベルアップのために楽器や機材を買うのも音楽活動のひとつと言えます。

なぜなら、楽器や機材を買うことで、ワクワクしてモチベーションが上がるから。

 

目的に応じて、必要な楽器や機材は変わってきます。

弾き語り

バンド

DTM

例えば上記のスタイルです。

 

弾き語り

一番シンプルなスタイルです。

ギターやピアノひとつで始められます。

 

バンド

ギター、ベース、ドラム、キーボードなど、複数の楽器とメンバーが必要です。

すでにメンバーが揃っていて楽器があれば始められます。

 

DTM

パソコンひとつで音楽が作れます。

周辺機器やソフトでシステムを拡張できるので、様々なジャンルの音楽に対応できます。

 

DTMに関しては、パソコンひとつで曲作りができますが、とはいえ結果的にオーディオインタフェースやMIDIキーボードといった周辺機器やソフト音源などが必要になってくるので、少々お金はかかります。

でも、そういった機材選びが楽しかったりします。

 

なので、技術やモチベーションを高める意味でも、楽器や機材購入も音楽活動のひとつと僕は考えています。

 

参考までにDTMの始め方については下記をご覧ください。

 

 

よくある質問2:楽器は弾けた方がいい?

「音楽活動をするには、楽器が弾けた方がいいですか?」

こういった疑問もあるかと思います。

 

プロでも、楽器を弾かない、弾けないミュージシャンはいます。

 

僕の意見としては、楽器は弾けた方がいいです。

 

理由は2つあって、

単純に楽器が弾けると楽しいから

曲を作るとき、楽器を弾けた方が圧倒的に効率がいいから

 

僕は、バンドやライブ経験もあるので、演奏の楽しさを知っています。

やはり、バンドでセッションしたり、思い通りに演奏できたときは楽しいし、気持ちいいものです。

 

制作においても、DTMで打ち込みで曲を作りますが、これに関してもキーボードをリアルタイムで演奏しながら打ち込むことはけっこうあります。

 

なので、楽器は弾けた方がいいです。というか弾けないと音楽の楽しさが半減すると思います。

 

成功の秘訣は継続

最後に、音楽活動を成功させるための秘訣をお話ししておきます。

これはシンプルに「辞めないこと」だと思います。

 

最初は、思うように曲が作れなくて、つまらないかもしれません。
誰からも反応がなくて虚しいかもしれません。

 

僕もそういった時期が長く続きました。

それでも、辞めずに歩き続けたからこそ今があります。

 

諦めずに続けることで、少しずつですが、確実に成長できるのが音楽のいいところだと思っています。

 

感覚的には、10年前に100%のチカラで作った曲が、今なら同じクオリティの曲を50%くらいのチカラで作れるイメージです。

 

今では、自分がイメージした曲を思い通りに作れるので、音楽って楽しいなって心から思えます。

 

疲れたときは少し休んでいいと思います。でも、ゆっくりでも歩みを止めず、続けていくことが音楽活動の成功の秘訣だと思います。

 

まとめ

今回は僕の経験をもとに、音楽活動の始め方について解説しました。

 

もう一度まとめると、

  • 曲を作る
  • カバーをやる
  • ライブをやる
  • ネットで発信する

 

まずは、曲を作ってみることが音楽活動の第一歩です。

自分に合った活動のやり方があると思うので、今回の記事を参考に少しずつ動き出してみてください。

 

 

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