MacBook1台でシンセポップを作るDTMer Yuukiのブログ

KOMPLETE AUDIO 2 レビュー【ループバックは無しです】

 
この記事を書いている人 - WRITER -
シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、Yuukiです。

 

オーディオインターフェイスの購入を考えてるけど、KOMPLETE AUDIO 2の評判が良いらしい、、、 でも、実際のところどうなのか?使っている人のレビューを知りたい

こういった疑問に答えます。

 

僕のDTM歴は10年ほどで、過去には10万円近くするオーディオインターフェイスを使っていたこともあります。

 

そんな僕が、低価格帯の機種である「KOMPLETE AUDIO 2」を使ってみたので、おすすめポイントや実際の使用感をレビューしていきます。

 

KOMPLETE AUDIO 2 レビュー

結論から言ってしまうと、KOMPLETE AUDIO 2はかなりおすすめです。

 

僕が使ってみて良かったおすすめポイント5つ

  • ブラックで統一され、かつ無駄のないシンプルな形のデザイン
  • 24bit 192KHz対応で音質も問題ないレベル
  • 大きくて操作しやすいボリュームノブ
  • 本体が小さいので場所を取らない
  • ドライバー不要でPCと接続したらすぐ使える

1つずつ解説します。

 

ブラックで統一され、かつ無駄のないシンプルな形のデザイン

デザインセンスが良すぎます。

色はブラックで統一され、無駄に凸凹していないし、スイッチや端子類も必要最小限です。

 

僕は、曲作りをする上で、こういったシンプルさは重要だと思っています。

 

なぜなら、機材の色やデザインがゴチャゴチャしていると、気が散って曲作りに集中できなくなるから。

 

その点、KOMPLETE AUDIO 2は、主張しすぎず「さりげなくそこにある」という感じです。

 

NI製品全般に言えることですが、シンプルかつミニマルなデザインは曲作りの質やモチベーションを上げてくれる気がします。

 

 

24bit 192KHz対応で音質も問題ないレベル

音質に関しては、宅録レベルなら全く問題ないです。

 

この価格帯の製品でも、今はほとんどが24bit 192KHz対応なので、音質が極端に悪いということはまずないはずです。

 

僕も、KOMPLETE AUDIO 2で録音〜ミックスまでやっていますが、音質面での不満は特に感じないです。

 

 

大きくて操作しやすいボリュームノブ

本体の天井に直径4㎝ほどの大きなボリュームノブがあるので、調整がしやすいです。

 

これくらい大きくて独立した場所にあれば、他のツマミと間違えて操作することもないので、作業に集中しやすいですね。

 

ツマミを回した時の手応えは、他のツマミと比べると柔らかめです。

 

本体が小さいので場所を取らない

DTM機材はどれも場所を取りがちなので、なるべく小さい物のほうがデスクのスペースを有効活用できます。

 

KOMPLETE AUDIO 2は、手のひらサイズの大きさなので、デスクに置いても非常にコンパクトです。

 

広いデスクはもちろん、狭いデスク環境でも他の機材と干渉することもなく、スッキリと置くことができそうです。

 

ドライバー不要でPCと接続したらすぐ使える。

機種によっては、PCとオーディオインターフェイスを接続するために、ドライバーのインストールが必要な場合があります。

 

KOMPLETE AUDIO 2は、そういったドライバーは必要なく、付属のUSBケーブルでPCと接続したらすぐに認識して音が出せるようになります。

 

ドライバーのインストールってけっこう面倒だったりするので、このひと手間が省略できるのは良いですね。

 

 

その他、僕が使ってみて感じたこと

おすすめポイント以外にも実際に使ってみて「良いな」と思った点

入力端子の品質が良い

音量の入力レベルが確認しやすい

ノイズが少ない

上記の通りで、こういった細かい部分も良く出来ているなという印象です。

 

端子類の品質が良い

低価格の製品にありがちなのが、ヘッドホン端子などの接触が良くない場合があるということ。

 

実際に、僕が以前使っていた「UR22mk2」というオーディオインターフェイスは、ヘッドホン端子の接触があまり良くなかったです。

 

ヘッドホンとの相性や個体差もあったかもしれませんが、左右で音が途切れたりすることがあったので、ジャックを抜き差ししたりして微調整していました。

 

KOMPLETE AUDIO 2も同じ価格帯の製品ですが、この辺りの品質は良いかと思います。

 

 

音量の入力レベルが確認しやすい

本体の天井に音量レベルメーターがあるので、視線をオーディオインターフェイスに向けるだけですぐに確認できます。

 

こういった確認もストレスなくできるので、作業に集中できますね。

 

 

ノイズが少ない

オーディオインターフェイスの機種によっては、メインボリュームやヘッドホンのボリュームを上げると、「サー」というノイズが大きくなるものがあります。

 

S/N比といって、信号(signal)と雑音(noise)の比率があるんですが、この性能が高いとノイズが少なくなります。

 

KOMPLETE AUDIO 2に関しては、ボリュームを上げていってもノイズがほとんど出ないので、S/N比は高いと思われます。

 

 

 

デメリット

ここまで、良いことばかりを紹介してきましたが、最後にデメリットについてもみていきます。

 

■デメリット

ループバック機能が付いていない

あえて挙げるとすれば、これくらいかと思います。

 

ループバックとは、オーディオインターフェイスから出力した音を、再度入力ポートにルーティングする機能のことです。

 

これに関しては、ループバックを使わない人には全く影響がないことなので、デメリットと言うべきかは微妙なところかもしれません。

 

ただ、ループバックを日常的に使う人にとっては、イタイかもという感じです。

 

僕の場合は、DAWの画面収録をすることがあるので、ループバック機能を使って音源も一緒に収録しています。

 

まあ、頻繁にやることではいので、いったんこの機能は手放すことにしました。

またどうしても必要な時は、別途アプリとかでも対応できるようなので、その時考えようかと思っています。

 

 

まとめ

今回は、NIのオーディオインターフェイス「KOMPLETE AUDIO 2」のレビューでした。

 

もう一度、おすすめポイントをまとめると、

  • ブラックで統一され、かつ無駄のないシンプルな形のデザイン
  • 24bit 192KHz対応で音質も問題ないレベル
  • 大きくて操作しやすいボリュームノブ
  • 本体が小さいので場所を取らない
  • ドライバー不要でPCと接続したらすぐ使える

 

最後に補足ですが、KOMPLETE AUDIO 2を買うと、おまけでDAWや音源、エフェクトなどのプラグインがたくさん付いてきます。

 

KOMPLETE AUDIO 2に付いてくるおまけ

・MONARK…シンセ音源
・REPLIKA…ディレイ
・PHASIS…フェイザー
・SOLID BUS COMP…コンプ
・MASCHINE ESSENTIALS…グルーヴボックス
・ABLETON LIVE 10 LITE…DAW
・KOMPLETE START…ソフト音源

 

僕は、すでにいろいろなプラグインを持っているので、ほとんど恩恵を受けられなかったんですが、これからDTMを始めたいという方にはとても有難いですね。

 

余談ですが、「REPLIKA」というプラグインは、かなり良い感じにディレイの効果が作れるので個人的におすすめです。

 

KOMPLETE AUDIO 2は、この小ささの中に、最低限必要な機能がすべて詰まっています。

見た目も良いので、曲作りのモチベーションも上げてくれますよ。ぜひお試しください!

 

この記事を書いている人 - WRITER -
シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© Yuuki Dimension Studio , 2020 All Rights Reserved.