大事なのはメロディや歌詞だけじゃない!ミュージシャン、DTMerの曲の聴き方について

      2018/10/15

こんにちは、シンガーソングライターのYuukiです。

僕たちミュージシャンやDTMerは、一般の人たちとは曲を聴くときの視点が少し違う。

 

曲を聴くのを楽しむのはもちろんですが、あらゆる角度からその曲を「分析」しながら聴いています。

でもこれって、音楽を作る者としては当たり前の習慣。

 

今回は、ミュージシャンやDTMerが普段どんな曲の聴き方をしているのかシェアしてみたいと思います。

 

 

コード進行を分析する

「あ、この曲いいな」

と思った時、たいていメロディや歌詞に共感することが多いと思います。

 

もちろんメロディや歌詞も重要なんですが、もっと重要なのはその土台を作っている「コード進行」です。

 

「このBメロのコード進行絶妙すぎる!」

「この部分でテンション持ってくるのは上手いなぁ」

「ひそかに転調して雰囲気を変えているな」

など、メロディそのものではなく、どんなコード進行でその曲が出来ているのかを分析するのです。

 

基本的なコード進行はもう出尽くしていると思います。

ですが、そこにどんなアレンジを加えれば、自分のオリジナリティを出せるか、いろんな曲のコード進行からヒントを得ようとしているのです。

 

 

どんな音色を使っているのか

シンセを多用したテクノポップ系の曲では、どんな音色を使って作られているのかも分析するポイントです。

「間奏のシンセのリフはどんな音源を使っているんだろう?」

「イントロで出てくる効果音はどうやって作っているんだ?」

などといったことが気になるわけです。

 

バンド系のロックとかのアレンジだと、ギター、ベース、ドラムといった楽器で作られているので割と簡単に再現できます。

ですが、シンセ系の音は無限にあるので、その曲で使われている音色について調べたりします。

そして、気にいった音色やアレンジが見つかると、自分の曲にも応用できないかを考えます。

 

このように、その曲でどんな音色が使われているかは、自分のオリジナル曲を作る上で非常に参考になる部分なのです。

 

 

ミックスのバランスをチェックしている

僕たちDTMerは、曲作りのすべての工程を自分一人でやっているという場合も多いです。

そして、曲作りの後半にはミックスという、曲のバランスを整える作業があります。

 

ミックスにおいても普段から曲を聴くときにチェックしている大事な部分です。

「ボーカルとオケのバランスがちょうどいい」

「サウンドの質感が好みだ」

などといった部分を細かく聴いています。

 

巷で流れている曲は、プロがミックスした曲です。

どれもちゃんと聴きやすくバランスが取れた状態です。

 

しかし、ミックスの仕上がりには「好み」というものもあります。

あなたも、「このCDの雰囲気が好き」とか「なんとなく嫌い」とか、そういうのがあったりしませんか?

 

ミックスに正解はありませんが、そういった「音のバランス」を僕たちは聴いているんです。

そして、自分が好きなCDとかを参考にしながら、音のバランスが近くなるように作業をしていくこともあります。

 

普通の人は音楽を聴いていても、ミックスのバランスがどうとか思わないですよね。

でも、僕たちは何の違和感もなく心地良く聴ける音楽を作るために、ミックスについての知識や技術を身につける必要があります。

そのために、曲を聴くときは常に音のバランスを意識しながら聴くようにしているのです。

 

 

まとめ

今回は、ミュージシャンやDTMerの曲の聴き方や習慣についてご紹介しました。

ちょっとマニアックだと思ったかもしれませんが、音楽を作る者として常に探求心を忘れてはいけません。

 

僕たちは、クリエイターであると同時にリスナーでもあります。

曲を作るには、大量のインプット(曲を聴くこと)も必要です。

そして、曲を聴くときは、その曲を分析しながら聴くとオリジナル曲を作る時のヒントが見つかります。

 

あなたも曲を聴くときは、今回ご紹介したポイントを意識して聴いてみると面白い発見があるかもしれません。

 

 

 

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