オリジナル曲のクオリティを上げるにはカバーをやった方がいい理由

   

こんにちは、シンガーソングライターのYuukiです。

僕たちDTMerは、自分のオリジナル曲に誇りを持っています。

なぜなら、自分が伝えたい思いや情熱が詰まった世界にたった1つの作品だからです。

そして、オリジナル曲のクオリティを高めるために、僕たちは日々勉強し、実践をしています。

 

しかし、実はそこに見落としがちな落とし穴が潜んでいます。

それは、「オリジナル曲のクオリティを高めるためには、オリジナルだけをやっていてもなかなか成長につながらない」ということです。

 

今回は、オリジナル曲のクオリティを高めるためにやっておくべき「カバー」の重要性について解説します。

 

 

オリジナルには自分の引き出ししかない

それは、数年前の話です。

ある音楽作品のコンテストに応募した時のこと。

そのコンテストでは、自分の楽曲に対して、プロからのコメントがもらえるというものでした。

そして、僕の曲は「楽曲自体」はとても評価が高いものでした。しかし、、、

 

歌に対する評価は酷いものだったのです。

 

自分ではそこそこイケてると思っていただけに、ショックでした。

でもこれが現実、受け入れるしかありませんでした。

それからすぐ、ボイストレーニングに通うことを決めました。

 

自分の歌い方のクセや、苦手なところ、また逆に良いところ、、、

自己流でやっていては絶対に気づけない、様々な指摘を受けました。

 

そして、レッスンが始まってすぐ、僕は先生にカバーをやることを強く勧められました。

でも、僕のレッスンの目的は、オリジナル曲のクオリティを向上させること。

正直「カバーなんてやりたくないよ、、、」と心の中で思っていました。

 

僕と同じように、オリジナル曲を持っているミュージシャンは、「オリジナルだけ」をやりたがります。

気持ちは分かります。

僕も「自分の曲で勝負したいんだ!」と強く思っていました。

 

でもそれは、自分の成長にブレーキをかけることになります。

なぜか?

それは「自分ができる範囲」でしか曲を作れなくなってしまうからです。

 

歌や演奏でも打ち込みでも、自分の引き出しの中にあるテクニックしか使えないのです。

オリジナルしかやらない人は、どんなに曲を作っても、歌や演奏を練習しても、吸収するものが少ないので、この引き出しがなかなか増えません。

 

僕はこのことを知って、はじめてカバーをやるようになりました。

 

 

歌や作曲や打ち込みもカバーから得られるものは多い

僕はボイストレーニングに通うようになってから、先生の勧めもあってまずはカバーをやるようになりました。

カバーをやりながら、「正しい」発声や呼吸で練習するとことで、今まで自分にはなかった技術を身につけることができました。

そして、カバーをやったことで、歌だけではなく作曲に関しても変化が起きていることに気づきました。

 

歌を練習するときに音域を確認するためにメロディラインを分析します。

その結果、自分の一番おいしい音域を知ることができました。

ある日、新しい曲を作った時、それを自分のオリジナル曲に応用できるようになったのです。

なので、昔作った曲と現在の曲を比べると、音域の設定が随分違います。

どっちが良いとか悪いというわけではありませんが、知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。

つまり、メロディを作るための「引き出し」が増えたということです。

 

それから、歌に限らず、打ち込みでカバー音源を作るのも、自分の引き出しを増やす手段としておすすめです。

楽譜を見ながら打ち込んでもいいし、できるところは耳コピで作るのも音感を鍛える良いトレーニングになります。

1曲作ってみると分かりますが、自分が普段使わないようなフレーズやテクニックがたくさん使われていることに驚くと思います。

それを徐々にオリジナルに取り入れていくのです。

これを数曲やるだけでもアレンジの幅はかなり広がるはずです。

 

 

まとめ

ここまで解説したように、オリジナル曲のクオリティを高めるためには、カバーをやることが重要です。

歌も作曲も打ち込みも、オリジナルだけをやっていても、あなたの引き出しはなかなか増えていきません。

オリジナルのクオリティを上げたいと思っているなら、カバーをやってみると、今まで気づかなかったことや新しい発見があるかもしれません。

ぜひ試してみてください。

 

 

 - 作曲講座