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【初心者向け】DTMにおすすめのMacを紹介【3機種を厳選】

 
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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。
DTM用のMacを購入したい。しかし、これからDTMを始める初心者なのでスペックや選び方がわからない、、、

 

こういった方に向けて、現役DTMerでMac歴7年のぼくがDTMでおすすめのMacを3つに厳選してご紹介します。

 

これからMacを買おうとしている方はぜひ参考にしてみてください!

 

DTMにおすすめのMac3選

おすすめは以下の3機種です。

・MacBook Air

・13インチ MacBook Pro

・24インチ iMac

上記の通りで、すべてM1チップ搭載モデルです。

 

それぞれ、おすすめ理由を解説しつつ、カスタマイズ例もみていきましょう。

 

MacBook Air

 

おすすめの理由

・圧倒的コスパの良さ

・十分すぎる性能

・コンパクトで持ち運びしやすい

 

「Macは高い」というイメージがありますが、このMacBook Airに関しては、エントリーモデルということもあり、値段が安いです。

 

性能に関しては、エントリーモデルとは思えないスペックの高さを持っています。ブラウジングや文章作成、動画編集もサクサクこなせます。

 

なお、一番気になるのは「M1 MacでDTMはできるのか」ということだと思います。

これに関しては、ぼくが実際にM1 MacBook Airを使ったレビューがありますので、下記の記事をご覧ください。

【レビュー】M1 MacBook AirをDTMで4ヶ月使った感想

 

結論、M1 MacでもDTMは問題なくできます。

ぼくも今では完全にIntel Macを手放し、M1 MacBook AirのみでDTMやその他の作業をやっていますが、とても快適に使っています。

 

■MacBook Airをカスタマイズ有無で比較

・選択肢①:8コアCPU、7コアGPU、メモリ16GB、SSD 1TB(181,280円)

・選択肢②:8コアCPU、8コアGPU、メモリ8GB、SSD 512GB(142,780円)

・選択肢③:8コアCPU、7コアGPU、メモリ8GB、SSD 256GB(115,280円)

注目する部分は、M1 MacBook AirにはGPUが「7コア」と「8コア」のモデルがあるという点です。

 

GPUというのは、グラフィック性能に関わる部分のことで、主にゲームや動画編集の領域で重要です。

DTMでは、そこまで重視する部分ではないので、ぼくは「7コア」でいいと思っています。値段も5,500円安くなります。

 

基本的には、選択肢③の「カスタマイズなしモデル」で問題なくDTMはできますが、できるだけ長く使いたいとか、予算に余裕があるなら、選択肢①のほうがスペック的には安心です。

 

予算もあり、長く使いたい→選択肢①「カスタマイズありモデル」

コスパ重視→選択肢③「カスタマイズなしモデル」

こういった基準で選ぶと良いと思います。

 

ちなみに、Macをカスタマイズするにはアップル公式サイトでの購入になります。

カスタマイズなしで購入するならアマゾンがポイント付与もあり、お得です。

 

13インチMacBook Pro

 

おすすめの理由

・長時間作業でも安心の冷却性能

・マイクやスピーカーの品質の良さ

基本的には、MacBook Airと同じM1チップなので、性能の差はほとんどありません。

 

MacBook Airとの大きな違いは、冷却ファンの有無とTouch Barの有無です。MacBook Proは、冷却ファンがあることで、長時間作業をしても熱くなりにくいというメリットがあります。

 

マイクやスピーカーに関しては、Airと比べるとProのほうが音が良いです。

とはいえ、音楽制作の場合、専用のコンデンサーマイクやモニタースピーカーを使うことが多いと思うのであまり恩恵を受けることはないかもしれません。

 

DTMのプラグインに関しても、MacBook Airと同じM1チップなので、問題なく動くと考えて良いでしょう。

 

MacBook Proをカスタマイズ有無で比較

・選択肢①:8コアCPU、8コアGPU、メモリ16GB、SSD 1TB(214,280円)

・選択肢②:8コアCPU、8コアGPU、メモリ16GB、SSD 256GB(170,280円)

・選択肢③:8コアCPU、8コアGPU、メモリ8GB、SSD 256GB(148,280円)

MacBook Proはシンプルで、メモリとストレージの容量の違いだけですね。

 

一番ベストなのは、選択肢①のメモリ16GB、SSD 1TBのカスタムです。

 

選択肢②は、メモリだけ16GBに増設してみました。その理由は、ProはAirよりもともと3万円ほど高い設定なので、ストレージまで増設するとコスパが悪くなるからです。

 

メモリかストレージ、どちらか一つしかアップグレードする予算がないなら、ぼくならメモリを選びます。

ストレージは外付けで増やせますが、メモリは後から増やせないですからね。

なので、こういった選択肢を考えてみました。選択肢③は、カスタマイズなしモデルです。

 

・予算もある程度あり、長く使いたい→選択肢①「メモリ16GB、SSD 1TB仕様」

・コスパ&スペック重視→選択肢②「メモリ16GB仕様」

 

選択肢③に関しては、こっちを買うならAirの吊るしモデルでいいかなというのが個人的な意見です。

せっかくProを買うなら、スペックもこだわって買いたいなとぼくは思います。

 

24インチiMac

 

おすすめの理由

・画面がキレイで大きくて見やすい

・薄型でオールインワンで省スペース

・Touch IDに対応

iMacに関しても、AirとPro同様、M1チップモデルです。なので、性能も同じくらいと考えていいでしょう。

 

DTMにおけるiMacのメリットは、画面が大きくて作業しやすいという点だと思います。

 

MacBookでも外部ディスプレイを付ければ大きい画面で作業できますが、iMacは大きい画面に加え、4.5Kのディスプレイでかなりキレイに映し出すことが可能です。

 

「画面のキレイさはDTMには関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、MacのRetinaディスプレイに慣れてしまうと他の中途半端なディスプレイでは満足できなくなりますよ。

 

そういった点でも、24インチ iMacを選ぶ価値はあると思います。しかも、画面が大きいわりには、薄型でオールインワンのデザインで省スペースです。

 

下手にMacBookと外部ディスプレイをつないでデスクトップ化するより、iMacにしたほうがスペース的にも場所を取らずにすっきり配置できると思います。

 

なので、持ち運びしないなら、DTM用のPCはiMacにするのもおすすめです。

 

■iMacをカスタマイズ有無で比較

・選択肢①:8コアCPU、8コアGPU、メモリ16GB、SSD 1TB(243,800円)

・選択肢②:8コアCPU、8コアGPU、メモリ16GB、SSD 256GB(199,800円)

・選択肢③:8コアCPU、7コアGPU、メモリ16GB、SSD 256GB(181,800円)※Touch ID搭載Magic Keyboardに変更

iMacにも、GPUに7コアと8コアのモデルがあります。さらにポート数と本体カラーにも違いがあります。

 

7コアモデル:Thunderbolt / USB 4ポート x 2、カラー4色

8コアモデル:Thunderbolt / USB 4ポート x 2 / USB 3ポート x 2、カラー7色

予算があるなら選択肢①ですが、スペックとコスパのバランスを考えるなら選択肢②がいいと思います。

予算を抑えたいなら、選択肢③になります。

 

全てのカスタマイズに共通しているのは、メモリを「16GB」に変更している点です。

iMacの大画面なら、マルチタスクにも向いていると思います。

なので、DTM以外にもいろいろな作業を並行してやることも想定したカスタマイズにしてみました。

 

その他のモデルは?

・MacBook Pro(14インチと16インチ)

・Mac mini

 

MacBook Pro(14インチと16インチ)

結論、初心者にはオーバースペックかとは思いますが、長期利用で本気でDTMに取り組みたい方なら、こちらの選択もありです。

 

MacBook Pro 13インチ、14インチ、16インチの比較

13インチMacBook Pro 14インチMacBook Pro 16インチMacBook Pro
価格 148,280円(税込)から 239,800円(税込)から 299,800円(税込)から
サイズ 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ
CPU 8コアのCPU 最大10コア 10コア
GPU 8コア 最大32コア 最大 32コア
メモリ 最大16GB 最大64GB 最大64GB
ストレージ 最大2TB 最大8TB 最大8TB
バッテリー 最大20時間 最大17時間 最大21時間
Touch Bar Touch BarTouch ID Touch IDのみ Touch IDのみ
重量 1.4kg 1.6kg 2.1 kg
輝度 500ニトの輝度 最大1,000ニトの持続輝度 最大1,000ニトの持続輝度
スピーカー ハイダイナミックレンジステレオスピーカー 6スピーカーサウンドシステム 6スピーカーサウンドシステム
ポート Thunderbolt / USB 4ポート x 2
Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3
HDMIポートSDXCカードスロット
Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3
HDMIポートSDXCカードスロット

アップル公式サイトから抜粋して比較してみました。ざっくりと上記の違いがあります。

 

注目する点は、CPUとGPUのコア数、メモリとストレージの最大容量の違いです。これにより負荷が高い処理でもラクに作業できそうですね。

 

Pro 13インチの良いところ

価格の安さ

バッテリー駆動時間の長さ

重量の軽さ

 

Pro 14インチ、16インチの良いところ

画面サイズが大きい

メモリ、ストレージをたくさん積める

画面が明るい

音が良い

ポートが充実

 

コスパや持ち運びのしやすさ、バッテリー持ちを重視するなら「13インチMacBook Pro」

長期利用で本気でDTMに取り組みたいという方なら「14インチor16インチMacBook Pro」

 

こんな感じで選ぶと良いと思います。

 

Mac mini

価格が安いデスクトップのMacです。本体のみの販売なので、ディスプレイ、キーボード、マウスを自分で選ぶ必要があります。

 

WindowsのデスクトップPCを使っている場合は、ディスプレイやマウスなどはそのまま使えるので費用が安く済みますね。

 

注意点としては、キーボード配列がMacとWindowsで異なるので、Mac用のキーボードを揃える必要があります。

 

性能に関しては、Mac miniもM1チップ搭載なので、問題はないでしょう。プラスαで、Mac miniはポートが充実しています。

Thunderbolt / USB 4ポート x 2

USB-Aポート x 2

HDMI 2.0ポート

ギガビットEthernet

DTM機材はまだまだUSB-Aの端子が多いので、ハブや変換アダプタなしで接続できるのは便利ですよね。

 

デスクトップPCを検討していて、Macでもディスプレイは好きなものを使いたいという方はMac miniを検討するのも良いと思います。

 

今からIntel Macを買うのはあり?

DTMにおいては、まだ完全にM1 Macに対応していないソフトやプラグインもあるので、検討の余地はあります。

この点に関しては、DTMでおすすめのPCはMacです【スペック、買い方、おすすめの紹介】という記事でも解説しているので、こちらもぜひご覧ください。

 

Macとセットで買うべき商品とは

DTM用のMacを購入したら、次は「最低限のDTM機材」と「USBハブ」もセットで購入しましょう。

 

「Macだけでも高いのに、まだ買うものがあるのか…」と思うかもしれませんが、DTMをやるには必要な投資です。

 

最低限のDTM機材

・MIDIキーボード

・オーディオインターフェース

・ヘッドホン

・マイク

最低限のDTM機材は、とりあえず上記のものがあればオッケーです。

 

DTMをやるにはDAWソフトも必要ですが、ラッキーなことにMacには無料で「ガレージバンド」というDAWが入っているので、まずはこれを使うのも良いですね。

 

DTM機材に関しては、ぼくが実際に使っておすすめのものをご紹介します。商品リンクとレビュー記事も載せておくので、ぜひチェックしてみてください!

 

MIDIキーボード

【半年使った】Komplete Kontrol M32レビュー【デメリットもあり】

 

オーディオインターフェース

【オーディオインターフェース】Audient EVO4レビュー

 

ヘッドホン

【DTM】SONYモニターヘッドホン「MDR-7506」レビュー

 

マイク

 

おすすめのUSBハブ

DTM機材やその他の周辺機器を接続するとポートが足りなくなることもあるかと思います。あわせて「USBハブ」も用意しておきましょう。

 

MacでおすすめのUSBハブ

こちらのUSBハブは、ぼくもMacBookで1年以上使っていますが、不具合もなくポートも充実していて、使い勝手もいいのでおすすめです。

サンワサプライ「 400HUB-075BK」

 

まとめ

今回は、DTM初心者におすすめのMac3選をご紹介しました。

 

DTMでおすすめのMac

・MacBook Air

・13インチ MacBook Pro

・24インチ iMac

 

あなたにぴったりのMacを見つけて、快適なDTMライフをお楽しみください!

 

M1 MacBook Airレビュー記事

 

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