【デスク周り】現役DTMerの作業環境を紹介する【ミニマル志向】
こんにちは、Yuukiです。
DTMをやっていると、人の作業環境って気になりませんか?
デスク周りの配置やアイテムなど
僕もたまに、ネットや本でいろんな人の作業環境を見て部屋作りの参考にしたりすることがあります。
というわけで今回は、現役DTMerである僕の作業環境を紹介する記事を書いていこうと思います。
現役DTMerの作業環境を紹介する
僕の作業環境のコンセプトは、
「集中力を最大限に発揮できる環境」です。
もちろん、作曲する上では「知識」「スキル」「テクニック」も重要です。
プラスαで、ちゃんと作業に集中できる環境が整えば、最高の作曲環境になると考えています。
そのために以下の3つを心がけています。
- 無駄なものは徹底的に排除
- 作曲に関係ないものは部屋に置かない
- 機材は必要最小限にする
上記の通りで、作曲家・DTMerというより、ミニマリスト的な思考を取り入れています。
なので、一般的な音楽家と比べると少し非常識な部分もあるかもしれません。
ですが、こういった思考を取り入れて環境作りをすることで、集中力を高めることに成功しました。
結果として、効率良く作業もできるようになって生産性も上がったと感じています。
それでは、さっそく作業環境をみていきましょう。
全体
部屋の広さは6畳です。
部屋に置いてあるものとしては、
マイクスタンド
音楽関係のものは以上です。DTMerとしてはかなり少ないと思います。
あとは、仕事の事務関係で使う「プリンター」「ラミネーター」「シュレッダー」が部屋の隅にあるくらいです。
デスク周り
続いて、実際に作曲をするデスク周り。
デスク上に置いてあるものは、
・PCスタンド
・モニタースピーカー
・オーディオインターフェース
・電源モジュール
・USBハブ
以上です。これもDTMerとしては、たぶん少ないほうだと思います。
天板の下にキーボードスライダーがあるんですが、そこにMIDIキーボードが隠されています。使うときだけ引き出すようにしています。
デスク
デスクに関しては、高さ調整ができる「スタンディングデスク」を使っています。
立ち作業でDTMをやるのが僕のこだわりです。
なぜなら、この環境のコンセプトである集中力を高めるのに効果があるから。
DTMに限らず、PCの作業は基本「立ち作業」です。
以前は普通に座って作業していたんですが、長時間座ることによる「健康リスク」についても知る機会がありました。
なので、僕は「ワークチェア」を持っていません。
ワークチェアを手放した理由
・掃除するときも場所を取って邪魔
・長時間座りっぱなしだと不健康になる
こんな感じで、僕にとってはデメリットのほうが大きかったので手放しました。
今では「座る」という動作がないので、PCの前に立ってすぐに作業を始められます。
あと、座ると何となくダラダラしてしまうこともあるので、そういった無駄を排除するという意味でもスタンディングデスクでの立ち作業はおすすめです。
ただ、デメリットもあって、長時間の立ち作業もそれはそれで疲れるということ。
なので、何事もバランスが大事です。
キーボードスライダー
キーボードスライダーを後付けしています。
先ほども少し触れましたが、MIDIキーボードとオーディオインターフェイスを収納しています。
本来は、PCのキーボードやマウスを置く台みたいなんですが、僕は少し違った使い方をしています。
理想としては、「デスクの上にはMacBookのみ」ですが、DTMerとしてそれはさすがに無理なので、なるべく機材とか配線が視界に入らない方法を考えました。
そこで行き着いたのが「デスクの下に隠す」でした。
キーボードスライダーを設置したところ、うまく機材や配線を収納できたので、かなり理想の状態になりました。
サイズも、僕が使っているMIDIキーボードがちょうど収まります。
PCスタンド
BoYataのPCスタンドを使っています。
PCスタンドはいくつか試したんですが、このスタンドは本当におすすめです。
おすすめの理由としては、
アルミ製なので放熱性能に優れている
上記の通りで、ラップトップって、そのままデスクに直置きすると何気に使いにくいんですよね。
これを使う前は姿勢も悪くなりがちで、肩や首がよくこっていました。
今ではそういったこともほとんどなくて、ベストなポジションで作業ができます。
あとは、放熱性もかなり良くて、DTMをやっていても冷却ファンがほとんど回らなくなりました。
USBハブ
サンワサプライの「400-HUB075BK」というUSBハブを使っています。
DTMって周辺機器がたくさん必要なんですが、僕はたぶん割と少ない方で、
MIDIキーボード
外付けSSD
これくらいです。なので、USBポートは予備含めて4つくらいあれば十分なんです。
このUSBハブのポート数は、USB-A×2、USB-C×2の合計4つなので少ない方ではあるんですが、僕の使い方にはちょうど良い感じです。
しかも、「セルフパワー」「PD対応」「USB3.1 Gen2対応」なので、多機能&高機能です。
下記の記事でも紹介しています。
機材
続いて、機材関係。
僕が使っているDTM機材がこちら
MIDIキーボード
オーディオインターフェイス
モニタースピーカー
マイク
ヘッドホン
PC
MacBook Airを使っています。
CPU:Apple M1
メモリ:8GB
ストレージ:256GB
カスタムなしの最小構成ですが、このスペックでミックス〜マスタリングまでいけます。
「Macは高い」というイメージがありますが、価格はなんと、115,280円(税込)です。
性能を考えると安すぎるくらいです。中級者くらいまでのDTMerなら、かなり快適に使えるMacだと思います。
DTM用のパソコンに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
MIDIキーボード
KOMPLETE KONTROL M32を使っています。
デスクの上をスッキリさせたくてコンパクトなMIDIキーボードを探していました。
そこでたどり着いたのが「KOMPLETE KONTROL M32」でした。
そして、このキーボードの最大のメリットは、
専用ソフトによる音源のコントロール
これです。
多少慣れないと難しい部分もあるんですが、これが本当に最高です。
これがきっかけでNIの音源をよく使うようになりました。
オーディオインターフェイス
KOMPLETE AUDIO2を使っています。
キーボード繋がりで、オーディオインターフェイスもNIです。
エントリークラスの価格帯ですが、音質・性能は十分です。
キーボードもそうですが、デザインが最高にシンプルでかっこいいです。
モニタースピーカー
ERIS E 3.5を使っています。
以前使っていたモニタースピーカーが壊れたのがきっかけで買い替えたものです。
買い替える際の条件は、「コンパクトで、かつ音質的にも十分なもの」でした。
いくつか候補があったんですが、僕が使っているDAWが「Studio One」だったので、同じメーカーのモニタースピーカーで揃えようというのが、これを選んだ理由です。
使い勝手も良くて、そこそこコンパクトで音質的にも問題ないので、気に入っています。
マイク
SM58とAT4040を使っています。
僕が使っている機材の中では、一番古いものになります。もう10年くらい使っています。
主に「AT4040」をボーカル録音で使っていますが、フラットな音質でオケに馴染むのでミックスもやり易いです。
ヘッドホン
MDR-7506を使っています。
以前は「MDR-CD900ST」を使っていたんですが、左側が音が出なくなり買い替えました。
いちおう修理も出来るみたいなんですが、 7506のほうが僕にとっては使い勝手が良さそうだったのでこちらを試してみることにしました。
カールコードで取り回しが良いところが気に入っています。
DTMで重要なのは作業環境を整えること
最後に、現在の作業環境に至った経緯をお話ししようと思います。
僕は、わりと長く作曲活動を続けている方だと思うんですが、ずっとあることに悩んでいました。
何かというと、集中力が続かず、作業効率が悪いということです。
作業効率が悪いということは、それだけ時間もかかるし、その分、疲れやすいということでもあります。
そういった部分を改善して、効率よく、快適に作曲をしたいとずっと思っていました。
そんな時に出会ったのが「ミニマリズム」という考え方でした。
つまり、無駄を徹底的に省いて、必要最小限のもので活動するということです。
そうすることで、目の前のことだけに集中して、作業効率を高めることができるようになるという考えです。
僕が今まで、集中力が続かず、作業効率が悪かったのは、結論、無駄なものに囲まれていたからだと思っています。
聴かなくなったCD
昔使っていた機材
壊れたパソコン
あちこちに散らばったPCのデータ
ゴミ
気づけば、僕の周りには、こんなもので溢れていました。
知らず知らずのうちに、こういった不要なものや散らかったものに意識を奪われ、結果として、作曲活動のための時間すらも奪われていたのかもしれません。
そして、1年以上の期間をかけて、作業環境を整えていきました。
今回ご紹介した僕の作業環境は、そんなストレスから開放されて、作曲に100%集中するための環境です。
まとめ
今回は、現役DTMerである僕の作業環境を紹介してきました。
僕の作業環境のコンセプトは、
「集中力を最大限に発揮できる環境」です。
そのためのポイントをもう一度まとめると、
- 無駄なものは徹底的に排除
- 作曲に関係ないものは部屋に置かない
- 機材は必要最小限にする
こういったミニマリスト的な思考を取り入れることで、集中力を高めることができるようになりました。
あなたの作業環境作りの参考になれば嬉しいです。