【Studio Oneの使い方】ピアノロールでの打ち込み方法
こんにちは、シンガーソングライターのYuukiです。
Studio Oneで曲を作る際、必ず覚えておきたい作業があります。
それは、MIDIの打ち込みです。
Studio Oneに限らず、DAWでの曲作りは
MIDIの打ち込みが中心と言っても過言ではありません。
そして、MIDIの打ち込みには2つの方法があります。
1つは「ステップ入力」もう1つは「リアルタイム入力」です。
ステップ入力はマウスで1音ずつ音を入力する方法。
リアルタイム入力は実際に鍵盤を演奏しながら入力する方法です。
今回は、ピアノロールを使って「ステップ入力」の方法を解説します。
ドラムの打ち込み
ペイントツールを選択し、音を入れたい場所でクリックします。
間違えて入力したり、音を消したいときは、
その音をもう一度クリックすると消すことができます。
ちなみに、画像は1小節分で4拍で区切ってあります。
さらに、1拍は4つで区切られているので、1マスは16分音符ということになります。
ピアノやギターなど、コード楽器の打ち込み
基本的な方法はドラムと同じです。
唯一、ドラムと違うのはゲートタイム(音の長さ)の調整が必要だということです。
ゲートタイムは、音を短く切ったり、長く伸ばしたり、
楽器の様々な表現をする上でとても重要な要素になります。
矢印ツールを選択して、長さを調整したい音の右端を押しながらドラッグします。
この時、「スナップ」をOFFにすると調整しやすくなります。
ちなみに、shiftキーを押すことで、一時的にスナップをOFFにすることもできます。
ベロシティ
ゲートタイムと同じくらい重要なのがベロシティ(音の強弱)です。
ピアノなどの生音系やメロディを演奏する楽器では
ベロシティの調整具合で、曲の表情が全く変わってきます。
詳しくは、ベロシティEDITで知っておきたいテクニックという記事でも解説しているので、ぜひ読んでおいてください。
これもピアノロールの画面から調整ができます。
調整したい音を選択して、
下の棒グラフのようなバーを↑に上げると強くなり、↓に下げると弱くなります。
この時も、スナップはOFFにしたほうが調整しやすいと思います。
まとめ
ここまで、ピアノロールを使った打ち込み方法を解説してきました。
ポイントは次の3つです。
・ピアノロールで打ち込みたい場所をクリックすると音が入力される。
・打ち込んだ音を左右にドラッグするとゲートタイム(音の長さ)を変えられる。
・ベロシティ(音の強弱)はピアノロール下の棒グラフのようなバーを上下にドラッグすると変えられる。
ぜひあなたも、今回の記事を参考にピアノロールでの打ち込みに挑戦してみてください。