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大きすぎる目標は失敗する!実現できることにフォーカスして目標を立てよう

2020/06/16
 
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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、シンガーソングライターのYuukiです。

目標を立てても、なかなかそれを達成できない人は多いです。

新年の始まりに、「今年は◯◯をやるぞ」と目標を立てても、実際は何も達成できなかったという経験があなたにもあるのではないでしょうか?

 

僕の場合は、音楽活動に関する目標を立てることが多いんですが、達成できる目標もあれば、達成できない目標もあります。

この違いは何なのか、自分の活動を通して考えてみました。

 

今回は、目標の立て方と達成するためにどうすればいいか解説します。

 

 

人はなぜ目標を立てるのか?

目標の立て方、達成方法の前に、人はなぜ目標を立てるのでしょうか?

人は元来、ゴールに向かう生き物です。

 

例えば、

・仕事で、営業成績トップになる、

・ダイエットで5キロ痩せる、

・素敵な恋人をゲットする、、、

このような目標を立てると人はそれを達成しようとして行動します。

つまり、目標(ゴール)に向かって動き出すのです。

 

逆に、目標がない人生だったらどうでしょうか?

おそらく、退屈で仕方ない人生になるでしょう。

徐々にイライラやストレスがたまりモチベーションも下がっていきます。

 

ですが、現実には、仕事や夢、やりたいことなど、みんな何かしらの目標があってそれに向かって生きています。

 

そう考えると、人はゴールがあるから生きられる、と言えるのではないでしょうか。

 

 

目標設定を間違えている

目標を立てる時に多くの人がやっているのが、

・自分でコントロールできない目標を立てる

・結果を重視しすぎた目標を立てる

というものです。

 

コントロールできない目標は達成できるかは運や相手次第

自分でコントロールできない目標というのは、例えば、営業に行って契約を成立させるというものです。

このような取引きの場合、契約成立になるかどうかは、はっきり言って相手次第です。

こちらがどれだけ好条件を提案しても、その時の相手の経済状況やタイミングなど様々な要因に左右されます。

したがって、契約を成立させるという目標は、こちらでは結果をコントロールすることはできないのです。

しかし、結果に至るまでのプロセスについては、完全にこちらのコントロール下にあります。

取引き中のトークだったり事前準備といったことに関しては、すべてこちらでコントロールできるので、そういったことを目標にするべきです。

 

 

結果を重視しすぎた目標は達成する前に諦めてしまう

結果を重視しすぎた目標というのは、例えばアマチュアミュージャン(僕を含め)の場合だと、1年後に音楽でメジャーデビューする、といった目標です。

まぁ、実際のところ僕はメジャーデビューは目指していませんが、、、

 

メジャーデビューするという目標を達成するには、実は今よりもっと音楽についての知識やスキルが必要かもしれません。

歌や楽器の技術や集客力を高めるというプロセスをすっ飛ばして、いきなりメジャーデビューするという結果が得られるわけがありません。

ですが、現実には、結果だけをイメージしてそこに至るまでのプロセスは何も考えていないというケースは多いです。

プロセスが無いというのは、目標に向かう道筋がないということです。

道筋がないと目標にはたどり着けません。そして、最悪の場合途中で諦めてしまうというわけです。

 

 

大きすぎる目標だと失敗する

大きい目標を立てた方がモチベーションが上がる、という人もいると思います。

ですが、これも達成できない目標になってしまう可能性が高いです。

 

僕は以前、「今年は15曲入りのアルバムを作るぞ」という目標を立てたことがありました。

これは、最低でも月に1〜2曲は作らないといけないペースになります。

僕は音楽以外に本業がありますから、実際に活動ができるのは休日の8〜10日程度です。

休日の時間をほぼ全て費やせば達成できそうな目標でした。

 

しかし、実際やってみると、そう毎月のようにポンポン作れる訳ではありません。

出来るときは出来るけど、出来ないときはさっぱり出来ません。

 

3ヶ月、半年と時間が経ち、10ヶ月経った頃、完成したのは6曲でした。

後の2ヶ月は編集に使う期間だったので、結局6曲入りのミニアルバムという形になりました。

 

このことから、1年で15曲入りのアルバムを作るのは、当時の自分にはハードルが高すぎたということが分かりました。

 

 

具体的なプロセスを目標にする

大きすぎる目標は失敗すると述べました。

では、どういう目標を立てるべきでしょうか?

僕は、達成できそうな小さなことにフォーカスして目標を立てるべきだと思っています。

 

もちろん、大きな目標は持つべきです。

ですが、それを達成するために必要な具体的なプロセスを目標にするべきだということです。

 

例えば、先ほどの「1年で15曲入りのアルバムを作る」という目標の場合。

いったん、この「1年で15曲」という目標は忘れます。

そして、曲作りをする上での具体的なプロセス考えるのです。

 

曲作りの行程は大まかに、

・メロディを作る

・歌詞を書く

・レコーディングする

という流れです。

 

これを、毎日達成できるくらいの小さな作業を目標にします。

 

例えば、毎日30分、メロディを考えるとか、30分が無理なら15分でも構いません。

もっと言えば「楽器を触る」だけでもいいのです。

とにかく、小さく小さく達成していくのです。

 

これは、「ダイエットで10キロ痩せる」という目標でも同じです。

実際、10キロ痩せられるかは分かりません。

ですが、10キロ痩せるためのプロセスとして、「毎朝30分早起きして運動する」という目標なら自分の行動次第で達成できる目標になります。

 

 

まとめ

このように、1つ1つの行動や結果は小さくても、それを毎日達成していくとだんだん自信につながっていきます。

目標を立てる時は、いきなり大きなことを達成しようと考えるのではなく、100%達成可能な小さなことを目標にしてみてください。

 

大きな目標は、すぐには達成できないかも知れません。

ですが、小さな成功体験を重ねることで、「自分は目標を達成できる」というイメージが出来上がります。

 

歩みは遅くても、立ち止まったり引き返したりしなければ、間違いなくあなたはゴールに近づいていくことができます。

 

 

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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

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