MacBook1台でシンセポップを作るDTMer Yuukiのブログ

完璧主義の罠にハマってない?作曲のコツはグッドイナフを目指すこと。

2020/06/16
 
この記事を書いている人 - WRITER -
シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

こんにちは、シンガーソングライターのYuukiです。

スマホや電化製品は新機種が出るたびに、もうこれ以上はないんじゃないか?

というくらいのすごい商品が発売されますよね。

 

ですが、その商品は完璧なものなのか?

と言われれば、決してそんなことはありません。

 

その証拠に、スマホも電化製品も毎年、新型の商品が発売されます。

WindowsやMac、AndroidやiOS、アプリだって定期的にアップデート繰り返しています。

 

内容を見ると、新機能やバグの修正といったもの。

完璧な商品、ソフトウェアなら、アップデートなんて必要ないはずです。

 

今回は、完璧なものなんてない、というお話。

 

 

グッドイナフなもの

「good enough(グッドイナフ)」という言葉があります。

これは、「十分良い」という意味。

車や電化製品、パソコンなど、、、

スマホに限らず、世の中の商品は、

このグッドイナフなものがほとんどなんじゃないかなと思います。

 

そこそこ良い状態でリリースされて、改善点などフィードバックを受けて次の新製品に活かしていく。

そうやって、少しずつ進化しています。

最初から完璧な商品なんてありません。

 

 

僕らミュージシャンも同じです。

もっと良い歌詞が書けるはず、、、

もっと良いアレンジができるはず、、、

もっと練習すれば、もっと良いテイクが録れるはず、、、

 

曲作りをしていると、完璧なものを作ろうとして時間をかけてしまうことがあります。

ですが、どれだけ完璧を目指しても100%満足するものなんて作れません。

 

僕は以前、一度作り始めた曲は完璧に作り上げないといけない。という完璧主義の罠にハマった時期がありました。

完璧なものを作ろうとするのは、一見とてもいいことのように思えます。

ですが、この完璧な状態というのは、そもそも存在しないのです。

先ほどのスマホや電化製品と同じです。

 

 

もちろん、作っている段階では良い作品に仕上げるために頑張っています。

しかし、あまりに完璧を求めすぎて時間をかけるより、そこそこ良い状態で見切りをつけて素早くリリースしたほうが、より早く周りの反応を知ることができます。

そして、その反応を見ながら修正をしていきます。

 

完璧な曲を作りたいという気持ちは、存在しないゴールを目指すようなものです。

それを作り上げるのはとても困難なことです。

完璧を求めるより、たとえ出来は悪くても、数をこなすことの方が作曲が上達するためには重要なことなのです。

 

 

まとめ

完璧を目指して時間をかけて作った曲がリリースしてみると、あまり反応が良くなかった、ということはよくあります。

そうではなく、はじめから完璧なものはないと割り切り、グッドイナフ(そこそこ良い状態)を目指して数をこなしてみましょう。

そこそこ良い状態でたくさんリリースする方が、意外と自分が気づかなかった意見や反応があるかもしれません。

そして、その意見や反応をもとに修正を繰り返すことで、より良いものにしていく。

 

そうずれば、あなたはミュージシャンとしてもっと成長していくはずです。

 

スマホや電化製品、世の中のあらゆるものに完璧はありません。

それは音楽も同じです。

あなたは完璧主義の罠にハマっていませんか?

 

 

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シンガーソングライター/DTM専門家。 90年代J-POPのようなキャッチーなメロディ作りとテクノアレンジが得意。 影響を受けたアーティストはTWO-MIX。

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