作曲や演奏に有利!耳コピをやった方がいい理由
こんにちは、シンガソングライターのYuukiです。
音楽活動をやっていく上で身につけておきたいスキルの1つに「耳コピ」があります。
耳コピとは、耳で聴いた音楽のメロディなどを同じように演奏したり、DAWに打ち込んだりすることです。
耳コピが出来ると、音楽活動の様々なシーンで活用することができます。
逆に耳コピが出来ないと、あなたの音楽活動の幅を狭くすることにもなりかねません。
今回は、作曲や演奏が有利になる耳コピについて解説します。
耳コピは出来たほうがいい
曲を作るとき、別に耳コピが出来ないと曲が作れないということはありません。
実際、僕が曲作りをはじめた頃、耳コピは出来ませんでした。
というか、耳コピという存在すら知りませんでした。
しばらくして、聴いたメロディをギターやピアノで同じように演奏する技術なんだなぁ、ということを知りました。
それから、曲作りの活動を続けていくうちに、自然と好きな曲のメロディや覚えたメロディをピアノでコピーできるくらいにはなっていました。
今でこそ、耳コピって絶対出来たほうがいいと思っています。
耳コピ出来ると間違いなく曲作りの幅が広がります。
しかし、当時はそんなに重要だとは思っていませんでした。
耳コピのメリット
では、耳コピが出来るとどんなメリットがあるのでしょうか?
メリット1:音感が良くなる
耳コピをすると音感が良くなります。
そして、正しいメロディを耳コピ出来るようになると、その曲のスケール(音階)が分かるようになります。
スケールが分かるとその曲のコード進行も分かるようになります。
つまり、曲を分析するのに耳コピが出来ると有利ということです。
これは自分で曲を作るときにも大きな武器になります。
メリット2:メロディを耳コピしてカバーなどの音源を作れる
メロディを耳コピすることで曲の全体像が分かるようになります。
耳コピでメロディやコードを導き出したら、それを元にDAWに打ち込んでアレンジを考えることもできます。
耳コピによって音を正しく判断することができれば、もはや楽譜は必要ありません。
メリット3:耳コピして楽譜やタブ譜を作れる
これは、僕がバンドをしていたときのことです。
メンバーに渡すオリジナル曲のタブ譜を作っていました。
その時も耳コピが役に立ちます。
ギターやベースのタブ譜を作る時に、フレーズを耳コピしてタブ譜を作ったのです。
このように、耳コピ出来ることで得られるメリットは非常に大きいと思いませんか?
昔作ったオリジナル曲を耳コピで再現してみた
曲作りをしていると、昔作った曲を作り直したいと思うことがよくあります。
もちろん、一生懸命作った曲なので、作った当時はそれなりに満足しています。
しかし、不思議なもので時間が経つとその仕上がりに不満が出てくるのです。
まぁ、それだけ成長しているということかもしれませんが。
このように、昔の曲を作り直す作業をするときも、耳コピを活用します。
僕の場合、初期の曲に関しては、楽譜やMIDIデータが残ってない曲もあります。
なので、簡単なコード譜やYouTubeにアップした音源を元に復元していきます。
これは、耳コピが出来ないと実現不可能な作業だと言えます。
あなたも、昔作った曲を作り直したいと思う日が来るかもしれません。
楽譜を書いておけばいいかもしれませんが、けっこう面倒だと思います。
ですが、耳コピさえ出来ればいくらでも再現できるのです。
まとめ
ここまで解説したように、音楽活動をする上で耳コピには色々なメリットがあります。
耳コピが出来ると曲作りの面でも有利であることは間違いありません。
あなたも、まずは好きな曲のメロディを耳コピしてカバーなどをやってみてはいかがでしょうか。
DAWを使えば、打ち込みの練習にもなって一石二鳥ですよ。